
タケモトカツヒコ (プロフィール)
【スコア】 100 pts
【ファースト】: 据えた感(比較的短時間で消える) 厚みのあるディスク 表面にワックス層 琥珀ー透明 アルコール感は角が立っていない ザラメ(++) 粒状の砂糖(++)(くすんでいるが甘みが豊富) 時間とともにオイリーな層が台頭 軽いスミレ 松ヤニ
【ミドル】: 分厚いシェリー層をまとった重量感のあるボディ 渋みは少ない くすんだ杏の皮 レーズンというよりはプルーン(+) 海藻(+) 植物感は苔(++) 香木(+)
【フィニッシュ】: 素晴らしい鼻抜け(++) 塩味がここで出てくる(++) 鋭いスパイシーさ(+) 切れ上がる 表面に薄めでも硬さの有る甘みの層がある 時間と共に 燻製された麦と杏、海藻(活き活きしている)(+++) gmシェリーの集大成か 甘さは豊富でもベタつきがない(++)
G&M タリスカー 1957 100 proof。
レッドキャップ・黒赤イーグル・上下にDe Luxe Quality G&M アザミ表記。
おそらく1970年代ボトルではないかというお話。
良き時代の「分厚い」シェリー感は、かすかにスミレのフレーバーと、ワックス・松ヤニを思い起こさせ、当初他の要素を圧倒しています。
しかし嚥下からフィニッシュ、余韻の部分で「塩」「海藻」「風味豊かで照り焼きされた麦」が一気に盛り上がりを見せ、切れ上がり、その光景はもはや芸術の域。
トラディショナル、ジョニウォーカーのOB・シェリー・加水の記憶が、よりはっきり縁取りされた感覚。
G&Mシェリーの集大成か。
殿堂入り。100pts。