注目キーワード
  1. Bowmore
  2. 1966
  3. Samaroli
  4. Sestante
  5. Intertrade

Arran 11yo 1998/2008 (58%, SMWS, 121.22, 768 Bts.) 2008

タケモトカツヒコ
タケモトカツヒコ

[opentasting]


タケモトカツヒコ (プロフィール


【スコア】非公開


【ファースト】:琥珀 アルコール感充実 リンゴ ハチミツ ごま油 茶色のカリントウ かすかにグレープフルーツの酸 やや煙いが嫌味なほどではない レモンの皮 ホットケーキミックス 時間を置くと果物感が台頭 餡子(ぼた餅系の甘い香り) おしるこ

【ミドル】:ボディしっかりしている やはり甘みが前面に オレンジの皮のヒント 舌の上に渋み(タンニン) 輪郭ははっきりしているわけではなく厚みがある 植物感は草

【フィニッシュ】:返りがとてもパワフル 鼻抜けも十分 甘いのだがフィニッシュはドライで 切れ上がる レモン ミントの葉も

▼0.8ショットを1ショットまで加水して 46%状態にしてみると

【ファースト】:香りがだいぶ減るが、アルコール感としてはしっかりと感じる 甘み ごま油感はだいぶ減ってしまう

【ミドル】:フルーティーさは目立つのだがボディの厚みが減り、エッジもはっきりしないために全体的に力が不足する

【フィニッシュ】:オレンジ ぽんかん 鼻抜け優先 余韻が元から長くはないために加水によって緩みが生じる


アランを再確認しようということで、地元のマスターのところに持ち込みテイスティング。
いままで自分が出会った中では一番の出来だと思っている1本。

まずなにより、現在のところアランの基準となるハウススタイルを見つけるためには的確なボトリングであったと思う。

ピーティタイプで、ストレートで飲むと良質なロングロウを思わせる。