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コルク横置き、Android断片化、57.5%問題

最近の出来事など。

「ウイスキーのコルクキャップ、横置きの是非」

そもそもで行けば、現行一番良いのは国産ウイスキーメーカーが採用している「プラスティックスクリュー」だと思います。

ワインは乾燥によるコルクの萎縮を避けるため、横置きすべきという論が根強いですが、ウイスキーの場合、密閉を目的としたコルク「キャップ」であり、アルコール度数が高く横置きして乾燥を防ぐ目的を果たす前に、その溶解度の高さからコルク自体を痛め、風味が移行し、ワインで言うブショネを引き起こします。

ワイン自体も横置きすることより、適した空間に置くことのほうが優先されると思いますし、瓶内熟成に瓶外の酸素が必要という論も疑問が残ります。

もともと、天然に存在すればするほど酸化・腐食変化しやすいので、適温・適湿・適気圧条件下で長期保存することを考えると、

プラスティックなどの合成高分子素材>金属>コルク

の順に「栓」に適していると言えます。

またアルコール度数が高くなればなるほど、接した他の物質を化学変化させる能力が高いことになりますから、金属であっても更にはプラスティックなどの高分子素材であっても、直接触れるということは避けなければなりません。

コルクならば多孔性が災いし、寝せたために侵入したウイスキーが、長時間にわたってダメージを及ぼします。

これはウイスキーに限らず、30度以上のアルコールでは顕著で、私の経験ですとスクリューキャップのベルモット(チンザノ・キナ)が横置きされていたらしく、キャップにオリが溜まるのみならず、火薬臭を発するほど化学変化を生じており、ダメージが大きかったことがありました。

ウイスキーをワイン同様寝かしていることを是としている方々には御一考願えればと思います。


「インテルCEO、「Android」の断片化とアップルの秩序を語る」

http://japan.cnet.com/news/service/35002924/?ref=rss

これを読むとアップルは収支と実用を考えた戦略を採っており、Googleは裾野を広げることを最優先して、目先の収支はこだわらない方向性であると。ただ現在のところは断片化しているとも言えると。。。

そう考えるとソフトバンクはApple側でありながら、むしろ後者のほうが親和性が高いのではないかと思えてきます。


「ロングモーン1964と57.5%」

USUKEBAのtkubo氏と有意義なコメント交流ができたので、ご紹介します。

http://tkubo.usukeba.com/hQBEsVymkDsuib.html

ウイスキーの曖昧さとその弊害についてにも触れています。

ウイスキーにも、ワインと同等の情報公開を願いたいところですが、なかなか厳しそうです。