盛岡スコッチハウスさんが、「SCOTCH ODYSSEY (スコッチ・オデッセイ) -1971 黄金の特級時代を想う-」という題名の本を出版されました。
1971年の洋酒輸入自由化から1989年の級別・従価税率廃止までの18年間に発売されたウイスキーを中心に、同店の所有ボトルを蒸溜所別ではなく、ブレンドウイスキー業者・取り扱い会社別にまとめ上げたものです。
特に私たちのような90年以降に飲み始めた人間にとっては、こういったボトルが日本の正規流通ではどんな会社が取り扱っていて、いくらぐらいだったのかを調べようとすると、洋酒辞典をつぶさに当たるよりほかなく、当時タイムリーに収集されて来た方が、自ら解説をされている本書は大変貴重な資料だとおもいます。
「もりおか文庫」から出版されていますので、入手されたい方は書店経由か直接問い合せてみるのがいいかもしれません。