タケモトカツヒコ (プロフィール)
【スコア】BAR飲みのため非公開
【ファースト】:濃い琥珀(+++) 杏(++) イチジク(++) オイリー 松ヤニ 高分子樹脂系 レザー感炸裂(動物的脂肪酸) アルコール感充実
【ミドル】:ボディはさほど粘性があったり、シルキーである感じではないものの、厚みがありフィニッシュへの連結がいい オイリー 焦げた麦 ボディは輪郭が重なり合っている雰囲気 しかしながら中心に骨太のテクスチャ
【フィニッシュ】:返りやや優先 杏の皮 イチジクの丸煮 黒スグリ 蜂蜜レモン 甘草 肉の燻製 ラムレーズン アニゼット 時間と共にクリーミーに
G&M for Intertrade、グレンリベット1973/1988。
正月に2種の赤玉を飲むことが出来たので、続いて自宅で手持ちのG&M Cask 1974を開栓。最近濃厚シェリーに包まれたグレンリベットを堪能する機会に恵まれていました。その流れで行くと、本グレンリベットは「最高濃度」。
ドロナックやファークラスにも負けない重さがあります。
事実度数も高いのですが、非常にパワフルで厚みを感じさせるボディ。決して粘性があるというわけではないのですが、丸みがありつつ輪郭がシェープと言うべきか、アルコールの力強さが収束するとともに、スムーズにフィニッシュへ繋がって、嚥下後の返りに再び圧倒される。。。そんな印象です。
複雑というよりは、濃厚なシェリーの奥からひとつひとつフレーバーを拾い出すような感覚ですが、さすがはグレンリベット、その中心は骨太で軸がぶれず、一貫して安定感があります。