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ラガヴーリン Lagavulin 1980/1995 (63.3%<110.7°>, SMWS, 111.1, 1980.3-1995.9,70CL)

タケモトカツヒコ
タケモトカツヒコ
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タケモトカツヒコ (プロフィール


【スコア】BAR飲みのため非公開


【ファースト】:濃い琥珀 燻製感(+++) 動物的脂肪酸(照り焼きのようで革製品のようなオイリーさがない)(++) 焦げているが乾いた麦 水分の少ない杏(++) レーズン ビターチョコレート

【ミドル】:ボディは分厚い ライ麦パン 干し草 焼けた石のようなミネラル分 煙 燻製

【フィニッシュ】:鼻抜け怒涛(+++) 返りもしっかり(++) 焦げた麦感 ドライ 焼けた石のミネラル感 タバコ ヨード感は程よい 燻製感は動物的 わずかに酸味はパッションフルーツ~グレープフルーツ


本ボトルのソサエティナンバーは111。記念すべきラガヴーリンの1stボトリングです。

90年当時も同蒸溜所の樽が正規にボトラーへ流れることは極めて稀で、ケイデンヘッドが数種リリースしている程度。そのいずれもが60度オーバーのハイプルーフでリリースされています。

濃厚な褐色はそのままに、非常にドライで燻製感は照り焼き、石焼きのよう。乾いた独特の焦げた麦感に豊富なミネラル分。このあたりは海水由来のナトリウムの存在を示唆しているようです。

余韻も長く、フィニッシュの勢いは凄まじいばかり。ヨード感は前面に出てくることはありませんでした。最後の最後に若干の酸味。最重量級のラガヴーリンです。
**参考:ラガヴーリン蒸溜所のフルアモルティングは1974年に終了。以降ポートエレンから購入しています。