この記事は昨日書いていたのですが、写真をUPしてる途中で寝オチしてしまいました・・・w
さて、今週一週間、なんとか乗り切ることが出来ました。
ホント今週は仕事仕事仕事の仕事漬け、忙しかったなーや。
で、これを乗り切ればあとは多少落ち着くかなと思いきや、上司から、
「まだ内緒だけど、くりりん君5月1日で異動だから」
激動の日々はまだまだ続きそうです。。。
さて、最近モルト中心でブレンデットから離れていたので、今回はオールドブレンデットでいきましょう。
開栓してちょうど1年、最近放置していましたが久々にグラスに注ぎます。
ジョニーウォーカー レッドラベル
Johnnie Walker red label
1950年代流通
(ブエノスアイレス流通品 流通年1957年)
1000ml 43%
スコア:73点
※ストレートでのテイスティング及び採点。基準はプロフィール参照。
オールドボトルらしいヒネ香とスモーキーさ、シェリー香、
ジ~ンと鼻の粘膜を刺激するアルコール感があり、複雑なアロマ。煮たりんご、醤油飴、バタークッキー・・・。
口当たりはみたらしやべっこう飴のような甘さ、シェリー香、刺激は少ないが粘性、べたつきがある。
中間からはオールドのジョニーウォーカーらしく落ちつきのあるピートが分厚く広がる。
フィニッシュはややビター、上述の甘さと合わせて薄めたカラメルソースのよう。
微かに粉っぽさ、麦系のフレーバーも感じる。
安定のジョニーウォーカー、さすがビックネームという出来で、オールドスコッチの良さを感じさせてくれるボトルのひとつ。
カーデューやダルユーイン系のモルトのブレンド比率が違うのか、60年代のほうがより濃厚だった気がします。
それでもオールドらしくどっしりとした落ち着きのあるピートフレーバー、これは現行ではなかなか出せない味です。
ハイボールもやっぱり旨い、薄めても味がしっかり残って良い部分が引き立つようです。
それにしても、またすごいところからボトルが回ってきたものです。
「ブエノスアイレスの場所を地図で確認してみて!」
なんて地味に使いづらいGマップリンクなんて張りませんがw
南米にウィスキー文化という想像できず、ぽかーんとしてしまったわけです。
しかしぐぐって一発、
”1920年以降急速に発展、南北アメリカ大陸最大の都市となった。”
”港町として発展してきた歴史がある。”
なるほど、これならウィスキーが流通する条件は整っているなと。
近くにはテキーラの本場メキシコもあるわけで、自前だとワインが主流か、
ただここは南米らしく平均気温高く、最高気温も40度超えてくる。
自論ではありますが、沖縄等の暖かい地域を回ってきたオールドボトルは、
状態があまり良くないものが多いように感じます。
常温保存がきく酒、ウィスキーと言えどやはり30度クラスをガンガンやられると劣化します。
このボトルについてもその点の怖さがあり、リッターボトルでしたが、オフフレーバーだなと思う部分はありました。
これは保存環境による劣化が原因なのか。。。
まだ50年代のボトルは在庫があるので、これが空いたらそのうち開けて確かめてみたいと思います。
ジョニ赤は1950年代、特に中ごろ以前は斜めラベルに紋章が付きます。
流通年数表記はブエノスアイレスまたはアルゼンチンの酒税法の関係でしょう、
50年代だからほかのボトルも細かく表記されているというわけではなく、このボトルが例外です。
なお歩くおじさんの変化については、以前深夜ブログのほうにUPしてるんで、その辺みといてつかーさい。
では。