タケモトカツヒコ (プロフィール)
【短評】ボディのボトム部分、厚みはもはや芸術的なクラス
【スコア】BAR飲みのため非公開
【ファースト】:バニラ ブドウ 燻製感 醤油 カツオブシ かすみ草 ゆず ピーナッツ マカダミアナッツ サヤエンドウ 豆腐 大豆 豆乳
【ミドル】:ボディはボトムがしっかりしている 麦感しっかり 厚みがある 木材 強くはないがピート感 煙 燻製 グレープフルーツ チョコレート
【フィニッシュ】:返り優先 鼻抜けも十分 焦げた麦感 チョコレート オレンジ バニラ ミルクセーキ ピリピリ感は胡椒しっかり 辛味大根 煙 燻製 ヨードはない
1968年、まさしくゴールデンプロミスを採用し始めた歴史的にも重要な蒸留年のしかもオークカスク。歴代のパーフェクトマッカランと呼ばれるボトリングの骨格がうかがい知れる、これ以上ない教材と言えそうです。
思ったことは、ボディのボトム部分、厚みはもはや芸術的なクラス。
そして豆系のフレーバーと、ミルク感。たしかにこのあたりは、濃いシェリーとのマリッジで、喩えようもない高貴なフレーバーへと昇華しそうです。
意外なことにスパイシー感は胡椒の感覚が強く、唐辛子と言えるような辛味ではなく、日本で言えば辛い大根のような透明感を合わせ持った味覚であることでした。
多くのことを学べた上に、単体としても素晴らしいボトル。