こんばんは、絶賛寝不足中のくりりんです。
今日は休みだからゆっくり寝れると思いきや、
赤子の起床→妻朝食準備→赤子監視のためくりりん起こされる朝7時。
夕方昼寝しようとしたらこれも妨害され、おめめがしぱしぱです。
さて今夜の晩酌は、川口会ネタがらみのボトルから。
キャンベルタウンロッホ 25年
CAMPBELTOWN LOCH
Aged 25 years
700ml 40%
白葡萄、柑橘系の酸味、ビスケット、非常にモルティーで華やかな香り立ち。
フレーバーにラッカー香があるのが少々あるのが気になるものの、
それ以上に単一蒸留所では出せない良い意味での複雑さがあり、
フィニッシュはピーティーで染み込むようなソルティーさ、徐々に甘栗のような甘さもある。
スムーズでありながら適度な深み、複雑さが堪能できる、実に良いブレンデットウィスキー。
スプリングバンクのマネージャーが、納得のいく原酒が手に入ったときだけ作る、プレミアムブレンデット
最近リリースされたモノはちょっとアレですが、この25年は実に良く出来ており、
飲み疲れない口当たりに、フィニッシュにかけて様々なフレーバーが広がっていく様は、
ブレンデットの醍醐味を堪能させてくれる1本に仕上がっています。
その原酒構成は、なんだか諸説あるようでネットの情報はばらばらw
(調べようかと思ったけど眠いんでやめます。)
ただ、1960年代後半から1970年代前半の、スプリングバンク、アードベック、
グレンファークラスなどがキーモルトとして使われているようですね。
また、一説ではタムデューやバルヴェニー等も使われているとか。
ううむ、贅沢すぎるwww
リリースされたのは2000年初頭とはいえ、そのビンテージのモルト全部そのままくれって感じです。
これだけのものつかっておいて、不味くなるってのがイメージできません。
で、なぜこの家飲みボトルが、川口会と関係あるのかというと、
当日ミルキーことまっつんが、お手製ブレンデット(バッテッド)といって小瓶に詰めて持ってきたものがありました。
その味わいといったら、熟成感があって様々な旨みがあり、重みがあり、
不思議なことにちょっと鼻にフローラルさが抜ける瞬間があるのですが、なんかもう力で屈服させられるような出来。
飲んで思い当たる節があり、キーモルトは60年代バンクだろと伝えたところ、そのとおりだと。
で、ほかにもドロナックだなんだと出てくるグッドビンテージのモルト銘柄。
(しかも本人ほとんど覚えてないとかいうw)
そりゃこれだけ使って旨くならんかったら切腹モンだとw
でも面白いモノ飲ませてもらって勉強になりました。
シングルカスクもいいけど、こういういい意味での複雑さ、完成度があるブレンドやバッテッドも良いよなぁと。
自分でも最近ちょくちょくブレンド作りして遊んでいます。
ウィスキーの楽しみ方のひとつとして、提案していきたいですね。