銘柄:竹鶴
熟成年数:21年
度数:43%
価格:8,500円前後
平均希望価格:12,475円
平均点数:86点
皆様の回答はこちら
回答遅くなりまして大変失礼いたしました。
見ての通り回答は竹鶴です。いかがでしたでしょうか。
今までは『自分で飲んで美味かったので出題してみよう』
と、いう出題意図があったのですが今回はボトルを決めてから飲みました。
あだもさんのご指摘通り、開けてすぐ詰めた感じです。
【出題意図】
① ~金賞受賞となっているが、実際ブラインドで飲んだらどうでしょうか』と
(ケンカ売ってるわけじゃなくて単純に好奇心ですw)
② ジャパニーズのニュアンスというのは存在するのか?
③ あんまり詳細なテイスティングノートを見ないんで。
『~何処何処のお店で飲んで美味しかった!!』的なブログとかを読むのも嫌いじゃないですし、
否定するつもりも全くありませんが、折角なら分析されたものを読みたいです。
こういうボトルのテイスティングノートってあんまり見ないですよね?
④ 誰かボトル指定で当ててくるだろう
結果を見るとやはり昨今のジャパニーズモルトは素晴らしい感じがしました(値段も含め)
原酒はもちろんブレンダーの方々の手腕によるものなのでしょう。
なによりジャパニーズのニュアンスを指摘されていた方の多さに驚きました。
宮城峡や余市は原酒として使用されているんだろうから分かりますが、
白州など関わりの無いものも上がっている所から察するに
『ジャパニーズのニュアンス』と言うのは確かに存在するんでしょうね。
昨今、軽井沢を筆頭にジャパニーズモルトは世界でかなり評価されているように思います。
(軽井沢はなんとなく別枠って感じもするけど)
海外では『甘く濃い』っていうのが好まれるイメージですが
こういうバランス系のウイスキーも評価されるんですね。
ジャパニーズ談義の際に『ジャパニーズのカギはグレーンにある』というお話でしたが
このバランスはグレーンが生み出しているのでしょうか?…分からん。
銘柄当てがSBTの意図では無いですし、正解者は…いないんだけど
一番近いのは
くりりんさん、大島さん、STさんですかね。流石っす。
(竹鶴35年なんて出せるわけね~だろw)
いや~今回も面白かったです。
最後に私のテイスティングノート
【香】
セメダイン、メロン、軽い吟醸香?
焦げ、麦感というか樽っぽい。レーズンなどドライフルーツ的なニュアンスも。
【味】
クリーミーなウッディさ、燻したナッツ、樽由来っぽいバニラ
黒糖、焦がしたメープルシロップ、土っぽいピート感
フルーツ感は干し柿、アンズジャム、焼き林檎
軽めのコーヒー、嫌みない苦みが下地にあるというか舌に残る。
口当たりは軽め、非常に飲み易い、厚みはないかな。
中盤に少しアルコール感、余韻はそこまで長くない。
【感想】
非常に飲み易い。
木の感じとベタっとした甘さは気になる気もするが嫌みには思えない。
値段考えると結構イケテル。
T.Mさん、いつもありがとうございます。
これからも宜しくお願い致します。