LONGMORN 1973-2007 33yo DUNCAN TAYLOR RARE AULD 49.4%
1968.10-1999.1 Cask No.8913
one of 192 bottles
・香り:
パイナップル、ピーチ、グレープフルーツ、柔らかなトロピカル感、少しオイル、薄くショウガっぽいモルティ、ヴァニラ、少しセメダイン、カスタード、 熟したフルーツがメイン。
・味わい:
ナチュラルなトロピカル感、甘酸っぱいフルーツ、軽く青草とモルト、ほど良くスパイシー、甘味は優しく、味はそれほど濃厚ではない。他の味覚成分をあまり感じないためか複雑さや厚みはあまり感じない。後半広がってくる感じもほどほど。ミディアムボディ。
・余韻:
それほど長くはないがやさしいトロピカル感のあるフルーツ感と軽いスパイシーさがある余韻。
・加水:
よりやさしい味になるが崩れはしない。
・総評:
ロングモーンらしい自然なトロピカル感を含んだフルーティさが心地よい。全体に大人しく優しい印象。あまり厚みがなく複雑さと後半の広がりにはやや乏しく、ダンカンテイラーっぽさもあるロングモーン。
【Good/Very Good】
樽があまり出ておらず、1970年代のロングモーンの自然なトロピカル感がわかりやすい1本だと思います。 バーで良くご一緒する知人にブラインドでお出ししたら、見事に蒸留所を正解されました。 その方もトロピカルとおっしゃってましたが、やはりロングモーンらしいトロピカル感というのはあるようですね。
T.Matsuki