第3回ストイックブラインドテイスティング
bottle A
出題者:T.Matsuki
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テイスター:あだも
香から粘性を感じる甘み、バナナよりのフルーツ感、上質なハチミツ、バニラ、開けたては少しアルコール感も。時間がたつとフルーツ牛乳のニュアンス。
味わいも香を裏切らずに同様のイメージでしっかりしている フィニッシュにかけてオーク感と軽くスパイシー。過熟感はなし。
総評&予想:上質の甘味としっかりした味わいが非常に好みでした。今回の中では一番好きかも。なんとなくシングルカスクな気がしなかった。どこから予想すべきかわかりませんが、ハチミツを含む甘味から連想するとバルヴェニーのTUN1or2からシェリーのニュアンスを弱くした感じ、飲んでないけどTUNの3.4.5弾もしくは30年とかこんな味しないだろうか?あとはGMの60年代のストラスアイラに似たニュアンスも感じたがそこまで長期熟成な気はしないし・・
点数:91
予想蒸留所:①バルヴェニー ②ストラスアイラ ③グレンオード
蒸留年:1970年前後の原酒メイン
度数:50%前後
カスクタイプ:バッティング
理想価格:27000
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テイスター:ガースー
【点数】
90点
【香】
上品な香り、葡萄(マスカット)、水飴、日本の梨、爽やかさは優しいミント?
クリーミー、麦感も起ってる、良い香りだ…
【味】
バランス系、嫌みが全くなく、心地よい甘さ、美味いなコレ
南国系のフルーツやシェリー樽の甘さではなく、
これが酒質由来の甘さや旨さと言うんだろうか
クリーミーな麦感、葡萄、水飴、桃、梅酒…
突出した味わいがあると言うか何と言うかバランス感か。
香りから連想出来る味わいで安定感がある
厚み、余韻も充分。最後にミントの様な爽やかさも
【予想度数】
45%~50%
【予想年数】
近年瓶詰ではなく15年前後?
【希望価格】
15,000円
【予想蒸留所】
1.グレンオード
麦感の旨みっていうと
2.ロングモーン
酒質の良さ
3.ストラスアイラ
【感想】
今回はこれが一番好みだった。
蒸留所は全然分からないんだけど、
とにかく“酒質が良い”と言われる蒸留所だろう。
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テイスター:くりりん
予想蒸溜所:スプリングバンク
蒸留年:1960年代
熟成年数:30~35年
樽:バーボンバレル(バッティングもあり得る)
度数:50~55%
点数:96点
理想価格:30000円
香り:
上面にベリーとレザー、続いてカシューナッツ、スモーキー、麦の香ばしさ、紅茶、微かにミントも感じる。しっとりとした中にフレッシュな酸味と厚みがあり複雑で馥郁、上品な香りに卒倒する。
時間と共にクリーミーさ、果実を思わせる酸味がより前に出てきて、その複雑なフレーバーは3次元的に広がり続ける。嗅ぐほどに違う表情を見せるが、どの表情も本当に素晴らしい。
味:
クリーミーな口当たり、そして徐々に厚みが蓄積していく素晴らしい味わいだ。
木苺のジャムをのせた蜂蜜ヨーグルト、皮付きの白桃、殻付アーモンド、レザー、焦がしたバタークリーム、徐々にスモーキーなフレーバーが感じられ、ピートの程よいビターさがアクセントになっていく。
のっけから一気にフレーバーが広がっていき、非常に複雑だがすべてのフレーバーが好ましい。
余韻はビターで程よいスモーキーさが湧き上がり、松の樹皮や麦芽、ほのかに上等な梅干を思わせる酸味が続き、染み込むように長く続く。
総評:
ただただ圧倒させられ、そして次第に口角が上がっていく。素晴らしいバランスのウィスキー。
個人的にこの手のフレーバーを出すウィスキーとしてはスプリングバンクの60年代しか考えられない。
予想蒸留所については口に運ぶ前にノージングのファーストインプレッションでもう確定。
ほかに可能性があるとすれば手持ちではグレングラッサの1964が近いレザー感を出しているが、ここまでのベリー感やその他のフレーバーは無い。
ローカルバーレイまたは、ミルロイの30年あたりではないかと推測。
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テイスター:goblin
・香り
オークや栗、酸味のあるフルーツ、時間経過とともに華やかな蜂蜜の匂いが強くなる。素晴らしい香り。
・味
滑らかな口当たり、度数は感じない、べっこう飴、青い草、ハーブも少し感じる。最初は甘みが弱いが徐々に強くなる。
・余韻
蜂蜜とオーク、少しの渋み、青草、梨?時間経過とともに渋みが支配的になるが嫌味ではない。
・蒸留所
① 70年代スキャパの40度加水
② グレンロセス?
・熟成年数:16~20年
・点数:80
・理想価格:6000円
・コメント
非常にサラっとした印象。非常に強い癖があるわけでもなく、後にも残らないので1杯目や中ぐらいに飲みたい1杯。
樽はバーボンなんだろうけど、バッティングしている印象。
GMのコニッサーズチョイスとかにありそう。
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テイスター:タケモトカツヒコ
【ファースト】琥珀そのもの 黄色味のある果実 リンゴ カスタード 糖分高めな印象 クッキー やや近年蒸溜の果実エステル
【ミドル】ボディは多少ボトムが緩い 黄色みのある桃
【フィニッシュ】返り優先 水分を奪う やはり近年的コーティング 辛い かなりスパイシー(唐辛子)やや後半に青リンゴ
【その他】
甘めな果実的余韻
ボトラー的
ややワクシー
ピート感がない
ドイツ系ボトラーくさい
【頭をよぎった蒸溜所】
・ストラスアイラ
・グレンキース
・リンクウッド
【アルコール度数】50度弱
【熟成年数】30年~40年
【85pts】
【20000円】
予想蒸溜所 リンクウッド
蒸留年代 1970年代
瓶詰年 2011年以降
樽 バーボン ホグスヘッド
OB/ボトラー (ドイツ系)ボトラー
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テイスター:2chの人
■香り
セメダイン、ベンリのようなアルコール感、スイカの皮(ニューポット系)
■味わい
アルコールがピリピリする、薄い酢桃、酸味が強い。
■余韻
酸、渋、アルコール。
余韻はそれなりにあるがすっきり系
■総合評価コメント
飲みやすい系。軽い。
加水(サントリー南アルプス天然水)すると白濁する。
シェリーなような気もするが断定する程にシェリーではない。
飲み疲れたときに、ひと休み用として飲みたい1本
予想は
無難過ぎて個性がイマイチ感じられない。
無理に連想するならトマ76やベンリ76シェリー辺りだが
これらとしたら味わいが薄過ぎる。
アルコール感が近年のベンリを連想する。
飲みやすい&軽いからグラント。
・・・っと云うかさっぱり分りません。
■予想
蒸留所 : ベンリアック、グレングラント
蒸留年/熟成年数 : 2000年前後/10年
樽の種類 : シェリー
アルコール度数 : 50度前後
■点数
80点
■妥当だと思うボトルの価格
5000円
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テイスター:りゅうたに@射命丸
「香りや味わいなどテイスティングノート」
香りはリンゴっぽいフルーツ感が特徴的、バーボン系、ハイランド系。
味はドライ、ピリピリ、クリア、麦、少しオイリー、アルコール適度。
「アルコール度数」
55%
「蒸留所」
アイラであればブルイックラディ。
でなければクライネリッシュ、モーレンジ、リベット。
「蒸留年」
不明
「熟成年数」
16年~25年
「点数( whiskylink方式)」
89
「妥当だと思うボトルの価格」
12000円
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テイスター:led
【注いだ直後】
□香:アプリコット、プルーン、倉庫
□フレーバ:
-序盤:オイル、アルコール感、倉庫
-中盤:ゴーヤ、グレープフルーツピール
-余韻:ゴーヤ
□コメント:何だろうちょっとスコッチっぽくないような・・・。
すみません、この固さは苦手系です。いったんステイ。
スコッチなら直感で、ちょっと古目で抜栓直後のOB12年。
【15分ステイ後】
□香:アプリコット+
□フレーバ:
-序盤:オイル、カシューナッツ
-中盤:グレープフルーツ、乳酸、ピート少々、南国感
-余韻:グレープフルーツピール、ザクロ、アルコール感
□コメント:苦手部分が開花。香りはドライフルーツのアプリコットっぽさが。
口に入れたときに少しナッツ、中盤に乳酸感がまして開いたところに
乳酸、ビート少々、南国感少々。余韻にグレープフルーツピール
とザクロのようなフルーツが現れる。
□イメージしたボトル:非スコッチ、OMC グレンタレット、クラガンモア1980年代のモルトラベル12年
□予想
・蒸留所:バーボン(詳細分からず)
・蒸留年:1980
・熟成年数:12年
・点数:70
・妥当だと思うボトルの価格:9000
・雑記:タイミング次第での変化度がすごい。
開くと、ナッツやフルーツ、バーボンぽい南国感で中盤が支配されて楽しいです。
ただ、直感のスコッチっぽくなさが引っ張ってしまい、開いた後も終始ゴーヤ感が
完全に消えない状態でしたので、一旦予想回答は南国感からバーボンとしてみました。
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テイスター:kssi
【テイスティングノート】
(カラー)やや薄めの茶色。
(ノーズ)樽香、度数は高くなさそう、シェリー樽ではない?
(テイスト)口に含むと薔薇?の香りが横に広がる、バニラ、ホワイトチョコレート
(フィニッシュ)潮の香りとともに軽く鼻に抜ける・・・時間の経過で崩れるのか?鼻抜けが弱くなるが、その分「まろやかさ」が増して悪くない。
【予想蒸留所】
第一候補:山崎(勿論、シェリー樽ではなく、例えばパンチョン?)
第二候補:タリスカー
第三候補:オールドプルトニー or スキャパ
【蒸留年・熟成年数・アルコール度数】
比較的若い1990年代の蒸留で、
熟成年数は10〜14年前後、
度数は50度以下、もしかすると40度前半だと思います。
【点数(whiskylink方式)】
82点
【妥当だと思うボトルの価格】
5000円前後
【総合評価コメント】
9/23:たまたま仕事机で目の前にあった「サントリー知多蒸留所グレーン」「宮城峡10年」「イチローズモルトMWR」のノーズ(ノーズだけ)と比較する・・・似ていると思ったのですが・・・違うかぁ・・・でもジャパニーズなのでは?
記憶の奥底で「飲んだことがある」との呟きが微かに聴こえてくることから(幻聴?)、第一候補の蒸留所としました。自宅にある「Barrel 1999/2011」とベクトルが似ているからというのがその理由なのですが、それは度数が51%あるので、この点では自分の予想と矛盾している?
ピートは感じないので「アイラ」and「ロングロウ」などは除外する、また、麦感はそれほど強くない、そして、フィニッシュの「潮(塩)」・・・これらから判断して、第二候補の蒸留所となりました。
オフィシャル現行品の10〜14年物なのではないでしょうか? ということで、第三( or 第四?)候補の蒸留所としました。
9/24:もう一度、残りの一杯をテイスティング→昨日よりも美味くなっている! バニラ・クリーム・クッキー? 昨日は感じなかった「フルーツ感」も若干ながらある!
もしかしたら、僕はひどい勘違いをしている? HBの1968キャパドニック32年にも似ている!・・・飲み比べると「粘性」が?
アルコール度数が低いという予想だけは、外れて欲しくないです(>_<)
自分の個人的な性格(材木屋→木が多い→気が多い→浮気者)の問題なのか、邪念だらけです。
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テイスター:naoskprs
コメント:洋梨、桃、パイナップル、マンゴー、ネーブルオレンジ、マスカット、香りを拾うだけで楽しいフルーティ、キャラメル、しっとりモルティ、裏打ち程度にスモーキー、甘さが強い、アフターに苦みが少し。
度数:45-50%
蒸留年:70年代
熟成年数:30-40年
樽:オーク樽
価格:13000-18000円
点数:91点
予想蒸留所:①グレンリベット、②ロングモーン、③グレンモーレンジ
総評:重厚ではありませんが、香りの出方は今回の中で一番好みでした。TWAやDTのような長熟系フルーティと予想しました。自然なフルーツ感から①②の予想ですが、一方で、甘みが結構強いのでデザートワインなどのカスクフィニッシュもあり得るかもと思い③を追加です。
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