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グレンリベット Glenlivet 15yo 1954 (45.7%, OB, Baretto Import, +/-1970)

 

タケモトカツヒコ

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タケモトカツヒコ (プロフィール


【スコア】BARのみのため非公開


【ファースト】:濃い琥珀 杏 巨峰 セサミ ゴマ ブドウの皮 植物(草)(+) 焦げた麦(++)

【ミドル】:ボディは輪郭ハッキリ 厚みが素晴らしい(++) アルコール感度数以上 焦げた麦 木材 タンニン オレンジ 花のよう
 

【フィニッシュ】:鼻抜け、返り共に度数以上 焦げた麦 燻製 ダシ カツオブシ ゴマ 穀物感 黒砂糖 ドライフルーツ オレンジ 杏 葡萄の皮 

1954年の蒸溜ヴィンテージが表記された、グレンリベット赤玉15年。

足し算すると流通年は1970年前後。

これまで出会ったことのある同「赤玉アンブレ」と比較すると、香りからボディにかけては重厚でありながらシンプル。

とても特徴を掴みやすいボトルだと思いました。

例えていうならば、シルクプリント時代のハイランドパークにあるような若干くすんだ杏感がシルキーに角が立つことがなく鎮座していて、そこにゴマを思わせるようなシリアルな要素を足したような印象。。。

ボディは輪郭厚み共に度数からは考えられないほどビッグで、その代わりなのか水分は少なめ。若干喉の渇きを誘います。

エンジェルシェア分をいかに減らすかというのも蒸溜所にとっては重要な検討課題になっている様子ですが、当時はそんなことは気にしていなかったのでしょうか。湿度の低いところで熟成させるとこうなるのか、それとも水分の低いよく天日乾燥された木材樽(そういえば95モーレンジでもありました)に入れていくとこうなるのか。。。?

そんな事を考えつつ、楽しい時間を過ごすことが出来ました。