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ブルイックラディ Bruichladdich 17yo (40%, R.W.Duthie, 1980s, 75cl) c1985

タケモトカツヒコ
タケモトカツヒコ

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タケモトカツヒコ (プロフィール


【スコア】 Bar飲みのため非公開


【ファースト】据えたグレープフルーツの皮 (+)綿っぽくはない リンゴ酢 リンゴ ディスク薄く 琥珀ー透明(厚みなし) 

【ミドル】 ボディのボトムは度数の割にしっかりしている  角が立たず青リンゴ  据えている  軽い粘性

【フィニッシュ】やや埃っぽい クッキー カスタードコーディング ミルクセーキ 鼻抜け素晴らしい 青リンゴ リンゴの砂糖煮(酸味が少ない) 余韻でピリピリとした生姜 据えた感 余韻でかすかに花のよう 複雑


ブルイックラディ 17年 40度 RWダッシー。

40度加水でありながら、香味も複雑で、特にフィニッシュでのカスタードっぽさは秀逸。

ただ細かい話ではありますが、ボトルを見た瞬間に学んだことがあります。その方がインパクトが大きかったかもしれません。

それはサマローリのブーケット、ボウモア1966/1984と同じ赤キャップコルクが使用されていることです。

84詰めのブーケット2種は特徴的な「ボトル形状」をしていて、フェイク判別方法ともなっているのですが、翌85流通であったこのブルイックラディは、詰められたボトル自体異なっています。

1年差ではありますが、ブーケットはやっぱりケイデンヘッドのボトリング工場で詰められたんだと理解しました。

ラベルの貼り方を見ると、イタリアに輸入した後にサマローリが依頼した業者が貼ったようにも推測できます。本ボトルは相当ズレてますね。

もちろんこのブルイックラディは本物で、素晴らしい出来です。