タケモトカツヒコ (プロフィール)
【スコア】 BAR飲みのため非公開
【ファースト】:焦げた麦感 角が抑えられたヨード(+) アルコール感しっかり(+) 魚燻製(+++) ジャコ(++) オイリーさも行きすぎていない カツオ節(++) ナッティー(+) ピーナッツ(+) バロックレイドに感じる「淡さ」が明確に迫る カリラの極地の一つか
【ミドル】:ボディ粘性あり アーモンドの皮(+) ピーナッツ(+) オイリーさに嫌味がない 海藻 塩 かなり干した麦感-重さがある(++) オガクズ強い 柚子 甘くないオレンジ
【フィニッシュ】:ドライでキレ上がるが 角が立っていない 鼻抜け素晴らしい(++) 後半オレンジ カツオ節 スルメ(+) 木材感にも水分が少ない ヨードはしっかりしているが嫌味でない
カリラ 20年 セスタンテ。
80年代詰めで、蒸溜年は60年代中期と思われます。
セスタンテからは86年詰めで1966蒸溜が明記された加水タイプがあり、おそらくG&Mが抱えたこの近辺の蒸溜年樽からセレクトされたものでしょう。
サマローリ68を思い起こさせるボディのぶ厚さと、魚系のダシ。60年代は総じて柑橘(レモン・グレープフルーツ)は前面には出てこない印象で、ボディ裏にかすかに甘さひかえめのオレンジ感。
鋭いというよりも、重量級のカリラ。