タケモトカツヒコ (プロフィール)
【スコア】 BAR飲みのため非公開
【短評】 至福。こういうボトルを飲んでしまうとウイスキーに対する概念を再度シャッフルされてしまう。一体何が同じで何が違うのか、再現は不可能なのか? 加水にもヒントがありそう? 偉大すぎるグラント。
【ファースト】:卒倒 濃い琥珀 重み 干したブドウ 液面上方向への発香、度数以上 力強い 干し柿 焦がしたリンゴ ホットケーキミックス クッキー感 パイ生地 時間とともに黒酢、かすかなメロン
【ミドル】:ボディは広がるというよりは重みをもって沈んでいくよう ザラメの砂糖 喉奥刺激 褐色の絹のような液体感(褒め言葉として)
【フィニッシュ】:舌にしみこむ 返りはむしろ端麗な印象(これが不思議)後味が軽い 渋み 苦み ブドウ 返り優位 甘みが舌をコーティング 穏やかに鼻抜ける
きゃずさんのところで触れられていたのを発見。以前の記事をこちらへ移植してきました。
グラント38年 70proof 26 2/3 FL.OZS Wine and Sprit Merchants Elgin表記。1970年代詰め(同年代に緑色ボトルもあるようです)。
80年代後期~90年代詰めにも38年ボトルがあります。
【参考】80年代後期~90年代詰めの他リリース (いずれも40%表記)
グレングラント Glen Grant 45yo (40%, G&M Licensed bottling, 75cl)
グレングラント Glen Grant 33yo (40%, G&M Licensed bottling, 75cl)
—-ここから移植記事—-
先日、さらっとUPしてしまったグレングラント。 たしかに私も「あれってまさか。。。。」とは思ったのですが!!!!
!!!
Copyright © 双葉社 古谷三敏
実物でした。。。
70年代流通と思われる70Proof 26 2/3FL.OZS.表示の本ボトル。
38年前といえば第二次世界大戦(1939-1945)のまさに 戦前・戦中。
とにかく蒸留された樽が限りなく稀少な時期だったわけです。
単行本2巻においてレモンハートのマスターはこの写真を見ると、譲ってもらうべくスコットランドはダフタウンの酒屋へ。
熱心に交渉し成立した瞬間、その場で開栓。酒屋の店主とともに感動を分かち合います。
そして今回のボトルこそが正真正銘、レモンのマスターを涙させた「グレングラント38年」の実物。
同作品に掲載された中でも最稀少ボトルでしょう。キングス・ランサムは比較的入手が容易になりました。
飲むと一発でわかります。。。シェリーの絹のようでした。。。ありがとうございました(涙)