WHISKYLINK震災チャリティーボトリング 4月上旬~中旬予約受付開始へ


4/3 ラベル修正しました

現在BB&Rさん、ビック築地さん、太萬川屋さん、信濃屋さんのご厚情を受けながら、リリース準備をしております「震災チャリティーボトリング」ですが、4月上旬~中旬にも予約受付を開始できそうな段階へやってまいりました。


今回のリリースに、”Cure”という冠をつけさせて頂きました。命の水であるところのウイスキーによる癒しを受けながら、復興の道をともに歩みましょうという気持ちを込めました。暫定ではありますが仮ラベルをアップいたします。


また当初船便を予定していたスコットランド→日本への輸送ですが、支援物資・工業資材優先であるべき事情に配慮し、航空便を選択することと致しました。販売価格に1本1000円程度のコストアップになってしまいますが、何卒よろしくお願い申し上げます。


ダルユーイン Dailuaine 38yo 1973/2011 (55%, Whiskylink Selection No.1, “Cure”, 120 bts)

ダルユーインは、タリスカーと共に「ジョニーウォーカー」の中核をなす2大メインモルト。

生産されるモルトのほぼすべてがブレンデッド用として提供されてきた背景から、シングルモルトとしてのリリースは少数。

1852年、地元キャロン村の農夫ウィリアム・マッケンジーにより創業され、ゲール語で「緑の谷」の意、「モルトウイスキーの偉大なる母」とも称されます。

1898年マッケンジー社はタリスカー、インペリアルと合併。ダルユーイン・タリスカー社を設立。

ダルユーインにとって1973年蒸留はまさしくビッグヴィンテージであり、UDレアモルトにおいて22年熟成としてリリースされたことでも知られています。当該ボトルは現在市場において、多数のリリースが行われた同シリーズの中でも最高ランクの評価を受けている存在です。

直近では2009年、ザ・ネクター デイリードラムから発売された35年47.6%が記憶に新しいところ。

また1973年は同蒸溜所においてサラディンボックスによるモルティングが実施されていた時期と重なり、本セレクションでは55%を誇るアルコール度数と相まって、持ち前の極厚ボディとロングフィニッシュを堪能することが出来ます。

透明感のあるライチ、ドライフルーツ、金平糖、芯のある麦感、バニラ、ミルクチョコレート、ナッツ、奥からオレンジマーマレードのフレーバー。しっかりとピーティー。時間と共にクリーミーに変化。

タケモトカツヒコ