訴え、です

影響力がとても大きいサイトだということを理解し踏まえた上で、言葉が悪いかもしれませんが、Whiskylinkを利用させていただきます。お酒を愛している自分に何が出来るか考えた末の、ひとつの結果です。ウイスキー愛好家のみなさんにとって、もしかすると嫌悪感を与えてしまうことになるかもしれませんが、そうだとしたら、どうかお許しください。

 

東北地方太平洋沖地震

今、必要なものは、「無責任な励ましの言葉」ではない。

今、必要なものは、義援金であり、物資であり、食料であり、救助、それら目に見える「確かな」ものである。

「一人一人が、今、被災地の人達のために何が出来るのか」、それを考え、「口に出すだけ」ではなく、「行動」に表すべきです。

ユニクロの柳井社長が、個人として10億円の寄付をしてくださった。さらに企業としては約4億円の寄付をし、さらに防寒用の衣服を届けてくださるそうだ(これを、「在庫処分だ!」と言って愚弄している輩がいるが、在庫処分だろうがなんだろうが、被災地の人にとってはそんなことは全く関係ない。柳井社長は、「今、必要なものは何なのか」を的確に理解している。「言葉」ではない、「形に表れるもの」が必要なのだ)

世間に影響力のある著名人のみなさん、もっと何か、「形として表れる」行動をとるべきではないだろうか。いつも奇麗事ばかり仰っているあなた方、こういう緊急事態に何が出来るのか、必死に考えてください。考えただけで終わるのではなく、早急に行動に移してください。あなた達の影響力を全力で使ってください。全力で、です。一般の人たちには出来ないことを、あなた達は出来るのです。

これは「他人事」ではないのだ。全ての物事は、隣り合わせ、紙一重である。道の向こうに見える悲惨な事態は、別の世界や次元の物語ではない。あなたが今立っている場所となんら変わりはない、同一のことなのです。

どうか、みなさん、今立っている場所から行動を移し、「自分に出来ること」を、どうかお願いします。「被災地に出向いて、ボランティア活動をしてください!」と言っているわけではありません。個人個人が冷静に、しかし「形あるもの」として、なにか行動に移していただければと願っております。