【ウィスキー日記】モートラック21年 43% GM蒸留所ラベル (現行品) 

朝の食事でご飯などの固形物がつらいな、と感じてしまったくりりんです。
残業続きで胃が疲れているのか、それともただの飲み過ぎか。

まぁ、いずれにせよこれが歳というものでしょうか(汗)

さて、今日はボトラーフェスから外れてボトル紹介。
いつの間にか変わっていた、老舗GMの蒸留所ラベルから。

 

モートラック 21年
ゴードン&マクファイル
Mortlach
Gordon&Macphile
43%/700ml
現行品(2013年ボトルデザインチェンジ後)

穏やかで心地よい香ばしさを感じる香り立ち。
蜂蜜トースト、ブラウンフレーク、奥には微かに白葡萄のニュアンス。
口当たりは度数よりも力強さを感じる。微炭酸のような軽やかなスパイス、
乾燥させた麦芽、ドライアップリコット、ほのかに青っぽさもある。
フィニッシュはドライでスパイシー、麦芽系のビターな戻りがあり食欲をそそる。


いつの間にかラベルチェンジ・・・というかボトルチェンジをしていたGM蒸留所ラベルシリーズ。
時期的には2013年あたりでしょうか。前回紹介したリンクウッド25年と同じボトルチェンジです。

モートラックの蒸留所ラベルといえば、特に21年はGM独特のシェリー感が強いボトルでしたが、
80年代、90年代、2000年代、旧ラベルから新ラベルになるに従い、それは徐々に薄くなっていました。
そしてこのボトルチェンジで一気に脱ファーストフィルシェリーが進み、
シェリー感という点では薄くなったというか、もう違うものになってしまったと考えるべきでしょう。


(カラーはゴールド、シェリー樽熟成らしさのひとつと言える濃い色合いではない。)

新しいボトルは、シェリーの甘さではなく、モルティーな旨みを十分に味わえるボトルになっています。
好みによりけりですが、このモートラック21年は、今だけでなく瓶熟で10年後くらいに飲んでもいいボトルだと思います。

前回紹介したリンクウッドは残念でしたが、モートラックのようなこうした変化は歓迎したいですね。