【ウィスキー日記】酒ショップSATOオリジナルボトリング3種 @ボトラーズフェス2014

今週はボトラーフェス2014で飲んだニューリリースを中心に公開中。
でも明日は新年度のお約束、「新人歓迎会第○ラウンド@週末の陣」なんで、
酒量的にも時間的にも記事を書けるか怪しく・・・

というわけで、今日はまとめて。
酒ショップ佐藤さんからのニューリリース3種をダイジェストでイッキ!

 

グレンキース
1995-2013(17年)

Vacation Whisky
Glen Keith
Bourbon barrel
SSS 45th Anniversary Bottling

満開の桜が印象的なボトル。
ハイプルーフのキースらしくトーンの高い甘さ、蜂蜜、微かに植物質、すっきりとした余韻。
ラベル効果か、ほのかに植物質を帯びた甘みが春の味、桜の花のように感じられます。
試飲された方の意見は、総じて好印象だったようにも思います。

 

ボウモア
2001-2013(12年)
700ml 52.6%


Vintage Whisky 2001
BOWMORE
Single Hogshead Cask
SSS 45th Anniversary Bottling

このボトルに関してはコメント不要でしょう。
まさに近年系ボウモア、90年代に続き2000年代も安定していますね。
焦点は2000年代のボウモアにあるという、紙っぽさというかライトな印象ですが、
これは適度なフルーツ感があってスムーズ、強くは感じませんでした。

 

あかし(江井ヶ島)
2008-2013(5年)
500ml 58%


Eigashima
Matured in Hogshead for 3 yeras,
Transferred in Ex-Bourbon Cask.

キースとボウモアを詰めていたのは知っていましたが、まさかあかしまで詰めていたとは。
ニューポット感は無いが複雑さもなくクリアな酒質、フィニッシュのほうでややビター。
バーボン樽熟成で、お酒の日米同盟w

あかしは今の諸々の事情はさておき、ちゃんとしたマネジメントのもとで、
蒸留・熟成を行えばもっと素晴らしいウィスキーになると思うんですよねぇ。。。

 

総括すると、どれも蒸留所の特徴がしっかりと感じられるだけでなく、
嫌みとなるフレーバーもほとんど無い、良いボトリングだと思います。


酒ショップSATOさんは、各種ボトルの取り扱いだけでなく、
こういったプライベートボトリングを精力的に実施されている酒屋さん。

店舗としては、お世辞にも立地が良いとは言えませんが、
その中でこれだけのネットワーク、商品を展開するというのはすごいなと、リリースのたびに感じます。
(っていうか45周年なんですよね、おめでとうございます!)

ネットの普及、大資本による展開など様々な環境の変化がある中で、
お店の独自性をどう出していくか、SATOさんの答えがここにあるように感じます、
そのアツイ試みのひとつ、是非これらのオリジナルボトルで体感していただきたいですね。

では、この辺で。