第3回SBT ボトルC評価

第3回ストイックブラインドテイスティング
bottle C
出題者:あだも 

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テイスター:ガースー

【点数】
85点

【香】
柑橘系の甘酸っぱさ、バニラと心地よい木製感、黄桃の缶詰、チョコやミルクキャラメル、甘口の予感。
アルコール感はそれなりにある、50%オーバー位?
ミントの様な爽やかさもあるが、樽感と言うか、木製感が強い。若目じゃないかな。
多少粉っぽさもある

【味】
オレンジ、桃、バニラ…心地よい甘口である。
桃もそれなりに残るが、それ以上に木製感強め
麦感は軟らかく樽が強いイメージ
剥いたばかりのナッツ、若さがある。
余韻に軽くだるっとしたエグミ?ビター感
鼻抜けも乳性と木製感。
アルコール感は飲み応えとなり、満足感がある。

【予想度数】
48%

【予想年数】
20年

【希望価格】
7,000円

【予想蒸留所】
①グレンモーレンジ
②ベンリアック
桃とかっていうと何となくここをイメージしてしまう様な。
③インペリアル

【感想】
これまた分からんorz
甘み、苦みが割と好みの感じ
これは美味しい、嫌みなく楽しめる。

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テイスター:くりりん

予想蒸溜所: ①クライヌリッシュ ②オールドプルトニー ③グレンオード
蒸留年:1980年代
熟成年数:20年前後
樽: バーボンホグスヘッド
度数:55%~
点数:85点
理想価格:8000~10000円

香り:
フェインティで乳酸感のある香り、乾燥した木材、小麦、ツンとした刺激が強く、ニスや溶剤のようなフレーバーも混じる。
時間と共に明確に蜂蜜のような甘い香りが出てくる、まるで蜂蜜を垂らした無糖ヨーグルト。冷えた揚げ物油のような癖も感じる。刺激の強さは変わらない。さらに時間を置くとワクシーで麦感豊富に。

味:
スパイシーでピリピリとした刺激を感じるやや粘性もある口当たり。
アルコールのアタックが強いが、そのアタックと共にバタースコッチ、リンゴ、麦芽、ほのかなフルーツ感も感じられる。
時間を置くとフルーツ感が後半に強くなり、バランスが取れて実に美味。
余韻はピリピリとしたスパイスがほのかに残り、ジャスミンティーのような戻りと麦芽系のビターさが続く。

総評:
最初の印象と時間を置いた後の印象が大きく異なるモルト。
最初は若さを感じるフレーバーが中心だが、グラスの中でどんどん好ましいフレーバーが開いていき、バランスが取れていく。
まるで原酒の熟成のハイライトが、グラスの中で再現されているようだ。
予想蒸留所としては、ピリピリとしたスパイシーさ、ローランドで例えばローズバンクあたりを予想したが、一方で、乳酸系のフレーバーや徐々に開いてくるワクシーさ、フルーツ感がクライヌリッシュやプルトニー、オード、そしてダルユーインを。大穴で最近ボトリングが増えているグレンアラヒーの5蒸留所を最終的には連想し、絞り込んだ。
いずれにしても、飲むたびに表情の変わるモルトで、大変楽しめた。出題者の意図も是非確認したいボトルである。

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テイスター:goblin

・香り
アルコール、クッキー、香ばしい香り。草の香り。ホットケーキの匂いも。

・味
麦の甘さ、グレープフルーツの綿の苦味と酸味。
ナチュラルな酒。不自然に強調された味がなくスムーズに変化する。

・余韻
余韻は長い。草の味わいと海苔を感じる。
後半は海苔が支配的になる。

・蒸留所
①  ダフタウン
②  スプリングバンク

・熟成年数:8~12年

・点数:85

・理想価格:12000円

・コメント
余韻に海苔を感じるところが非常に好き。飲んだことありそうなんだが、蒸留所が出てこない。

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テイスター:タケモトカツヒコ

【ファースト】だいぶ色の薄い琥珀 やや乳酸 レモン グレープフルーツ 軽くくすんでいる 奥からややゴマ

【ミドル】ボディは厚くはないが、ボトムが堅い 草っぽさも

【フィニッシュ】返り優先 返りでカスタード バニラ とても辛い 切れ上がる かなり塩っぽい

【その他】
かなりフィニッシュが特徴的 辛さと塩
ナチュラルなカスク
ピート感がない
いじり込みはなさそう
SMWS?

【頭をよぎった蒸溜所】
アラン
クライネリッシュ
タムナヴリン
ハイランドパーク
スキャパ

【アルコール度数】50度~55度
【熟成年数】30年程度
【82pts】
【10000円】
予想蒸溜所 ハイランドパーク
蒸留年代 1970年台
瓶詰年 2000年以降
樽 数フィル後のバーボン
OB/ボトラー ボトラー

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テイスター:T.Matsuki

・香り
麦々としたプレーンな酒質、パン生地と焼きあがったライ麦パンを同時に感じる。パン屋さん。
アルコール感も少し強く感じる。他の要素が感じにくいほど強いモルティの奥にリンゴ、蜂蜜、アップルパイのような感じ、時間とともにチーズ・酪酸の香りがどんどん強くなってくる。

・味わい
かなりスパイシー、アルコールと蜂蜜と麦の甘さ、麦感はやはりしっかり。
チーズと酸味、ミディアムボディ、余韻は麦とチーズ。

・総評
パン屋さんの香りと、時間とともにどんどん増してくるチーズのような香りが全体を覆っている。

麦感が前面に出ており、素朴で旨みのあるウイスキー。
個人的には結構好きだが、今回の出題では一番の難問。
主に麦感とチーズしかはっきりとした手がかりを見つけられなかったが、このチーズ感はボトラーズのスプリングバンクやロングロウに感じることが多い。
強いピートはないからスプリングバンクを第一候補に。ヘーゼルバーンやキルケランにこういうカスクストレングスってあっただろうか。
麦感はブレンデッドの味わいを底上げしそうな酒質でもあり、ミルトンダフやグレンバーギー、ダルユーイン、カーデュあたりも候補に挙げて絞っていった。

【Good】

予想蒸留所:①スプリングバンク、②ミルトンダフ、③カーデュ
蒸留年:1990年
熟成年数:20年
度数:56%
点数:82
カスクタイプ:ほぼプレーンに近いリフィルカスク
妥当な価格:8000円

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テイスター:2chの人

■香り
花と蜂蜜、白ブドウ、メロン、セメダイン
子供用シロップ、ケミカル的なフルーティー、粉っぽい

■味わい
リンゴジュース、リンゴの芯、薄荷のチューイングガム、
ハイランド系を連想する濃厚でオイリー

■余韻
アルコール感が心地良い、鼻腔に軽くピート、
軽い渋みが次のひと口を誘う。

■総合評価コメント
最近の流行系のフルーティー、香りが特に楽しい。
かすかに感じる薄荷がアクセントとなり良い感じ。
アルコール感、オイリーさもグッド!美味い!

予想は
オイリーさからプルトニー
香りからクライネリッシュ、リトルミル、ベンリを連想します。
しかしベンリはオイリーな印象は、自分には感じない。

■予想
蒸留所 : クライネリッシュ、プルトニー、リトルミル
蒸留年/熟成年数 : 1975年前後/35年
樽の種類 : バーボン
アルコール度数 : 50-55度

■点数
90点

■妥当だと思うボトルの価格
20000円

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テイスター:りゅうたに@射命丸

「香りや味わいなどテイスティングノート」
なんだろうこの特徴的な甘い香り、グラッパ的な未熟成香、明らかに若い感じ、乱暴な麦感、少しピート?
味は明らかに若い、アルコール強め、シンプル、ミドル、やはり麦、未熟成感。
ローランドかアイラの短熟だろうか?でも、それなりに色が出てるのが不思議だ

「アルコール度数」
55%以上

「蒸留所」
これは難しい。クライネリッシュっぽさもあるし、ラディとかもありうる。
ボウモアのアメージングカスクみたいなのも少し近いし、ディーンストンとかも…。

「蒸留年」
不明

「熟成年数」
若い。10年近辺。

「点数( whiskylink方式)」
77

「妥当だと思うボトルの価格」
分からない。

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テイスター:led

【注いだ直後】
□香:プルーン、山吹色フルーツ、乳酸ぽさ
□フレーバ:
-序盤:生ハム、薫製、サンザシ、ドライマンゴー
-中盤:乳酸、ピート
-余韻:レモンピール、麦、枯れ草
□コメント:乳酸感が心地よくそこにピートが乗る印象
フルーツ出てくるか?という所

【15分ステイ後】
□香:
□フレーバ:
-序盤:レモンピール
-中盤:乳酸、麦爆発
-余韻:乳酸、麦、ピート、レモンピール
□コメント:乳酸感に麦とピートが乗ってレモンピール。

□イメージしたボトル:
1回目BBR SpringBank1992-2011 へビー・ピーテッド、ボウモア
2回目リトルミルのバーボン樽
□予想
1回目のテイスティングでは
BBR SpringBank(ロングロウ)1992-2011 へビー・ピーテッド 46%
と似ているなぁ~と思ったのですが、2回目では燻製っぽさを感じず・・・。

・蒸留所:ロングロウ、リトルミル
・蒸留年:1990年代
・熟成年数:20
・点数:83
・妥当だと思うボトルの価格:13000
・雑記:乳酸と麦が心地よいボトル。
この乳酸と麦はタケモトさんのストライクゾーンだった印象なので、タケモトさんの評価気になりますw
数日後に2回目のテイスティングをしたのですが、スモモ感が少しでてきて
最初アイラだと思っていたのですが、そもそもそこに疑惑が出ちゃいました。
その結果予想が両極端な蒸留所になってます。

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テイスター:kssi
【テイスティングノート】
(カラー)薄めの茶色。

(ノーズ)華やかさのなかに、ほんの微かにピート? 包み込むようなマロンの香り、シェリー樽ではない?

(テイスト)口に含むと麦感と「華やかさ」が順番に広がる。やや粘性がある。

(フィニッシュ)余韻はそれほど長くなく、アッサリしているが、悪くない。

【予想蒸留所】
第一候補:白州(ピートの弱いボトル)
第二候補:グレンリベット
第三候補:ロングロウ(ピートの弱いボトル)?

【蒸留年・熟成年数・アルコール度数】
恐らく、1980年代後半から90年代前半の蒸留で、
熟成年数は20年前後、
度数は50度前後だと思います。

【点数(whiskylink方式)】
84点

【妥当だと思うボトルの価格】
5000〜8000円前後

【総合評価コメント】
9/30:台風が接近しつつあるなか、雨戸を閉めきってテイスティングを始めたのですが、蒸し暑くて集中できないので、日を改めることにしました。

10/2:朝からの原稿仕事が一段落し、夕食前の空きっ腹で、再度テイスティング。とにかく、この「華やかさ」が難しい!……長考の末「わからん!」と独り言。

晩飯は「おでん」だったので、晩酌は純米ひやおろし……何度か感じている、「純米酒の香りはモルトウィスキーの香りに似ている」、を久しぶりに再確認。

で、晩飯前にグラスに注いでおいたボトルCを約一時間後に、再々テイスティング……より一層香りが立って(鼻に突き刺す感じ)、ミドルで微かにバニラクリームも登場……酔いも手伝ってより美味く感じるのですが、やっぱり「わからん!」……

ABCのベクトルが似ているのも、未熟なテイスター(拙者kssi)を混乱させる一因か?

10/3:仕事から帰宅後、空きっ腹で、最後の一口二口をテイスティング……日に日に良くなっている……フィニッシュで檸檬フレーバーも、かなりシッカリ目に登場! 青リンゴが登場しないので、白州ではないか?

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テイスター:naoskprs

コメント:蜂蜜、潮っぽさ、バタートースト、バナナタルト、ミキプルーン、結構オイリー、白木、チェダーチーズやブルーチーズ、ミルクティー、刈りたての芝生、濡れた犬(笑)

度数:55-60%

蒸留年:90年代

熟成年数:12-18年

樽:バーボン樽

価格:7000-10000円

点数:83点

予想蒸留所:①ロングロウ、②スプリングバンク

総評:バタートーストやチーズっぽい香りが、かなり個性的でした。ミネラル感やアルコール感が強めで、各要素の輪郭がはっきりしており、比較的短熟の予想です。

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