第1回SBT bottle B 評価

 

第1回ストイックブラインドテイスティング
bottle B
出題者:あだも

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テイスター:ガースー

薫:
柑橘系、でこぽん、酸味少ない、ハチミツ、蜜の様
薬草っぽい、それなりにピート。

味:
口当たり柔らかい、麦感優先、甘みが細い?
微かにピート、ピート感は土っぽくて煙っぽくない
香ばしいパン、燻したナッツ、余韻はなんだろ?結構コクがある
コーヒーまで苦みは無いがココア。
加水すると薬草っぽいイメージが強くなる。

予想度数:
50%

予想蒸留年:
70年代後半~80年代

予想熟成年数:
20年前後

予想蒸留所:
クラガンモア、アードモア(飲んだことないけどピート効いたの結構あるらしいし)、グレンギリー?

希望価格:
@13,000

得点:
82点

コメント:
特質した『何か』って感じではないんだが結構美味い。
スペイサイドだと思うなぁ…

 

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テイスター:くりりん

予想蒸溜所:ダルユーイン

蒸留年:1975~1980

熟成年数:30年

樽:リフィルシェリーホグスヘッド(ただしアメリカンホワイトオークに限る)

度数:55%

点数:90

理想価格:20000円

テイスティング:

香り:
アーモンド、麦芽質、シッカロールに加えて酸味を感じさせるトップノート、奥にはオーク由来のフルーツ感、微かなシナモンや焦げ感がアクセントになっている。
時間と共に白色系の華やかなフルーツ感が揮発して上面に出てくる、麦質と蜜のような甘い香りもある。

味:
強く芯のある麦感が口の中に広がる。カスタードクリームのような粘性があり、合わせてシュワシュワとした微炭酸のような刺激、スパイスも舌に感じる。
中間からレモンのお菓子やアロエ、植物質を感じさせる活き活きとしたフレーバー、石灰、余韻は麦感と微かなピート、少量のカカオの粉末を思わせるビターさが口の中を引き締める。

総評:
ウィスキーとしてはプレーンな構成であり、第一印象は朴訥とした落ち着きのある味わいだが、真剣に向き合うと実に奥が深い、香り、味共に骨太で何枚もの扉が用意されている。通好みの味わいであり、できればボトルで、最低でもフルショットでじっくりと変化を楽しむように飲みたい。

蒸溜所の予想は、まずこの手のフレーバーを出すとしたらダルユーインが思い当たる。続いてはオード、他にもクライヌリッシュやクライゲラヒ、インペリアル等が思い当たるが、微炭酸のようなスパイス感とカスタードのような粘性となると、オイリーさが際立つクライヌリッシュ、ライトなゲラヒ、フルーツ感の強いインペリアルが外れていった。
イメージとしては、ウィスキーリンクのダルユーインとはキャラが似ているが・・・

 

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テイスター:goblin

香り:
アルコールの匂い、ピート
微かにバニラも

味:
最初に乳酸を感じ、直後にピーティな味わいになる。
面白い。少しのアップルも

余韻:
泥炭の中に酸味の強いりんご、
舌にしっかりと残るが嫌味ではない

蒸留所:
アードモア
ロングロウ

熟成年数:3~8年

点数:84

理想価格:8000円

コメント:
かなり癖を感じるが美味しいウィスキー
締めたくないけど、個性の強いものを飲みたいときに最適

 

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テイスター:タケモトカツヒコ

【ファースト】高貴なブドウ 和三盆ではなく通常でもない砂糖 香りが特徴的

【ミドル】ボディの輪郭はゆるい 広がる 度数は40%台?

【フィニッシュ】穏やかに広がる 独特なブドウ マスカット フィノもあるか?? ごくごく奥の奥にかすかな「けん化」要素

【88pts】

【20000円】

予想蒸溜所 バルヴェニー

蒸留年代 1970年代前半

瓶詰年 1995年以降

樽 シェリーホグス フィノ

OB/ボトラー OB

 

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テイスター:T.Matsuki

・香り
フレッシュさと熟した感じが両方あるフルーティで、それが凝縮したような印象。
白ワインのようなブドウ感、少しメロン、ナッティ、干し草のようなグラッシー、
乾いた印象のモルティ、樽の印象はあまり強くないがわりと熟成感を感じる香り、うっすらとピート感、
スプリングバンクを思わせる香り、香りだけだとここ数年のボトリングではない気がする。

・味わい
飲むとブリニーなスプリングバンクの印象、わりとスパイシー、
後半は乾いたモルティとピートがメインで主張するが、古いバンクにしては後半の広がりに乏しい気がする。
薄い蜂蜜のような甘さ、ボディはそれほど厚くない。
余韻は乾いたモルティと乾いたピート感、結構スパイシー。
ピートは香りの印象より飲んでからの方がしっかりある。

・総評
香りはフルーティで複雑だが、味わうとやや印象が異なる。
後半の広がりや陶酔感はそこまでないが、乾いた麦感とピートがしっかり主張する。
最近のスプリングバンクやロングロウでも、BBRやTWEあたりにこういうピート感があるものが散見されるように思う。
好みの味。樽の印象はあまりなく、リフィルカスクだと思われる。

予想蒸留所①スプリングバンク、②ロングロウ

蒸留年:1993年
熟成年数:18年
度数:50%
点数:89
カスクタイプ:プレーンに近いリフィルバーボンホグスヘッド
妥当な価格:14000円

 

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テイスター:2chの人

【感想】
1m離れていても良い香りがします、
メロン、白ブドウ、良い意味のニューポットの香り
近づくと軽くピートとヨーグルト。
味はやさしく、少しづつグレープフルーツ。キレイで複雑で美味い。
数杯飲むなら最初の方に飲みたい完成度の高いモルトです。
ヨーグルト系の香りからポートエレン、ブローラも連想しますが
ブローラにしては軽い気がします。
DLのOMCポートエレンの加水にこんなのがありそうだけど?

【予想】
蒸留年はエレンなら1980年台。バンク系なら1968~69年
成熟20年前後
シェリーカスク
T.M様のスプリングバンクと似ているのでフィノシェリーでは?
参考:https://www.whiskylink.jp/?p=16536
50度未満
蒸留所予想はロングロウ、ポートエレン、ラフロイグ

【点数】
90点
20000円

 

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テイスター:りゅうたに@射命丸

「香りや味わいなどテイスティングノート」
香りはDより甘い感じ、草系、ローランド?、割と若い…かな
味はミドル、オフィシャルっぽい、まろやか、バランスよい、麦感、度数低め、やはり若い?

「蒸留所」
ぶっちゃけ分からない。強いて言うならローランド系。
でも若いグラントやリンクウッドもこういう感じするしなあ…

「蒸留年」
不明

「熟成年数」
10年かそれ以下

「点数( whiskylink方式)」
84

「妥当だと思うボトルの価格」
5000円

アルコール度数
40度

 

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テイスター:あつし

蒸留所 :グレンキンチー ブラドノック

年数:15年程

蒸留年:

点数 :87

価格 :8500

テイスティングノート
柑橘類、花、カラメルの香り。花と枯れ草からフルーツの甘さ ちょっとピリピリする

総合コメント
オレンジとグレープフルーツを混ぜたような香りがとても良かった。
軽いのみ口と柑橘類からグレンキンチーとブラドノックを連想した。

 

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テイスター:T/D

コメント:弱めのピート、塩、燻製卵、イチジク、バナナ

古いボトルの印象。

ポイント:85 理想価格:¥18,000

感じた蒸留所はブルイックラディー

 

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テイスター:hiro

香:プレーンな麦感、乳酸

味:淡いピート、加水すると甘さが目立ち余韻は短くなる

蒸留所:ポートエレン、アードモア

蒸留年:1980年頃

熟成年数:15年前後

点数:85点

価格:15,000円

総合評価:最初はラフロイグ18年かとも思ったが、ピートの弱さ、乳酸系の香りからポートエレンと判断。あるいは現行オフィシャルのアードモアにも近さを感じた。