タケモトカツヒコ (プロフィール)
【スコア】BAR飲みのため非公開
【ファースト】: 濃い 赤みを帯びた琥珀 焦げている 煮詰めたイチジク アルコール感 タンス 樟脳 酢酸 黒酢
【ミドル】: 据えた杏 レーズン 厚みはほどほど 木材感
【フィニッシュ】: 鼻抜けしっかり シシトウの辛さ
グレンフレイザー1956
中身はほぼ間違いなくロイヤルブラックラだと思われます。
・Inverness、Strathnairnの地名表記。
・ロイヤルブラックラの創設は1812年、”Captain” William Fraserによるものであること。
飲んだ印象としても、ボディの広がり方や奥から柑橘系が出てこない所で、著名なF蒸溜所2つとは違うかなと思いました。(最近開けたG&M for Intertradeボトルにも共通の要素が。。。)
ただ、G&Mはロイヤルブラックラの名を冠した(例えばコニッサーズチョイス)リリースを活発に行なっていて、その点「当ボトル」では、なぜこの名称を用いる必要があったのか気になる所ではあります。
ストラスアイラ/グレンキースあたりにもあった実験的要素が含まれていたのかもしれません。
また、G&M社独占供給品としてオーダーされたものだった可能性もあるのではないかと思います(または入手後自社樽への詰替え)。その理由としてといいますか、グレンフレイザーは8年熟成で、G&M社から(最近でも)継続してリリースされています。
シェリーの出方は、まさしくG&M社伝統のフレーバーですね。