WHISKYLINK自転車部 いわき支部便り 2


チャリ漕いでますか!

私も精一杯漕いでます。もうそれは生活が激変しました。

高校2年から原チャリなどという、他力本願な生活を始めて以来、自らのエンジンから目を背けて参りましたが、ここ2週間その排気量の少なさに直面しております。

でも楽しい。何故か楽しい。

この歳まで自動車チューニングには人一倍努力して来たつもりの私ですが、ようやく自分本体を何とかしなければならないことに気づきました。


とはいえ、当初チャリの”チャ”の字もわからぬまま、剛性の高さを求めMTBを購入。あまりの摩擦抵抗の高さに早速音をあげてしまい、さらに若手ハイパードリンカーズの勇姿が聞こえてくるに連れて沸き上がって来たのが「ロードバイク」へのあこがれ。

やはり楽器でもウイスキーでも、早く良いものを体感したほうがいいという自説から「マドン5.2 2012」を選択。


いわゆる自転車メーカーは2つに分かれていて、フレーム製造メーカー、コンポーネント製造メーカー(ブレーキ・ギアなどの自転車部品セット)があることがわかりました。

特に後者は「シマノ」「カンパニョーロ」の2大メーカーがほぼ市場を2分。

もちろんフレームも大事ではあるのですが、実際買ってしまえば、あとはほとんど消耗品を含むコンポーネントとのお付き合いです。

これまで「シマノ」というメーカーは”釣具”でしか馴染みがありませんでしたが、ツール・ド・フランスを見ていても、同大会7年連続総合優勝を果たした、ランス・アームストロングをはじめ出場バイク(自転車)の多くがシマノのコンポーネントを採用し、コースのあちこちに広告が貼られ、その知名度は世界中に轟いています。

まさに高付加価値メーカーの代表格。

私も日本にいながら、カンパニョーロを選ぶほどの志向も器量もありませんので、もう心の中は「シマノ・シマノ、デュラエース」状態。。。

シマノのコンポーネントは”グレード”が設定されていて、頂点にデュラエース、次にアルテグラ、105、ティアグラと続く系統が存在。最近はさらに電動シフトモデルもリリースされています。


今回ゲットしたロードバイクにはアルテグラが採用されていて、もうそれは自分には宝の持ち腐れなほどなのですが、壊れた順に自力”デュラ化”を目指していこうと決意。メンテ技術の習得のため、日々DVDにて学習をはじめました。


マドンをゲットした当日に、初めての「荒サイ」にチャレンジ。

なんとか南端まで到達しましたが、走行距離にして20KM程度。

まだまだ自力が足りません。

それから毎日チャリ通勤。

夜な夜な、地元のサイクリングロードをひた走っています。

荒サイとは違って(頻繁に車が往来する)一般道を何度も通過しなくてはいけない、とても安心とは言い切れない自転車道です。。。


そして今、デュラエースよりも悩ましい、サドル問題に直面中。

腰を立てて乗らなきゃいけないようなんですが、これがなかなか持続出来ず。

(続く)