タケモトカツヒコ (プロフィール)
【スコア】BAR飲みのため非公開
【ファースト】:ライチ 濃く赤みのある琥珀 レーズン プルーン バニラエッセンス 軽くオイリー なめし革 イチジク 時間と共にイチゴ 野菜のような茎感 ミント
【ミドル】:まろやかな輪郭のボディだが非常に分厚く寸胴、味はとてもワイルド ピーティ(++) 煙(++) 燻製 (++) 焦げた麦感(++) 湿った木材 アイラモルトらしい存在感 石炭 レザー 豊富なシナモン(+) 甘草 オレンジ(++)
【フィニッシュ】:奥の奥に軽い南国感 結構ピーティ 後味ピーナッツ クルミ しみ込むイメージ 炭酸感も 余韻で燻製された生ハム 桃 湿った木材
ボウモアの60年代オフィシャルには、50%フルストレングス表記が2種存在します(1965と1967)。加えて結果的に同じ50%でボトリングされたのが1963/1993 30年アニバーサリーエデイション、ブラックボウモアの1,2です。
ボウモア特有の「パパイア・マンゴー、酸味が弱く甘みの強いパイナップル」フレーバーの起源をたどると、ゴールド・ホワイト・ボウモアがリリースされて以降、1964には確実に存在したであろうことは広く知れ渡りましたが、その前後1963、1965では南国感爆発のボトルには出会ったことがありません。
とはいえ、この1965年フルストレングスは、非常にピーティーかつフルーティ。味覚的には荒々しくワイルドですが、それだけではないところがボウモア。。。
バイセンテナリ64、56+64に比べても、ヘヴィーな方向性なら、個人的には本ボトルのほうが魅力的に映ります。