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【Blind Tasting】【23-01-B】Macallan 10yo ‘Cask Strength’ (58.8%, OB, 100cl)

第一回ブラインドテイスティング・イベントにご参加いただいた皆様、スコアならびにコメントをご返信頂きましてありがとうございました。

サンプル・ボトル【23-01-B】につきまして、スコアリングとコメントを本記事にまとめて公開させていただこうと思います。

当初スコアのみを公開しようと予定していたのですが、多くの方からコメントと予想を書いていただけたので、お寄せいただいた方からスコア順に掲載させていただこうと思います。

テイスティングコメントは引き続き募集いたしております。お寄せいただき次第、当ページにまとめを作成致します。

(誤解を招かないために:主催者が当初はスコアのみで大丈夫ですと申し上げておりましたので、現段階でコメントが掲載されていなくても全く問題ございません。)


【ブラインド・テイスティング・スコア】


Campari 氏

【香り】土 シェリー 焦げ感 香りの上面にある甘い香り 時間とともに麦
味  甘みが口一杯に広がる

【味】甘みが口一杯に広がる

【余韻】飲み方によって鼻抜けせずに口内でビターな甘さが長く残る
時間をかけて飲むと非常に美味しい

【蒸溜所】軽井沢?


adamo 氏

【コメント】長熟のシェリー樽として、濃厚だがくどすぎなくバランスがよい、カカオ、クリーミー、酸味を弱くしたオレンジ、力強く余韻も長い。

【蒸溜所予想】第1印象は、スペイサイドのシェリーの長熟、50-55%くらい 、こういう樽飲むと全部60-70年代のファークラスの気がします(笑) 飲んだことないけどThosopのファークラスってこういう系統かもなんて思いながら飲んでました。(笑)


palace 氏

【香り~ファースト】さらっとした感じ シェリーのニュアンス 甘い感じ

【味】多少酸味。ドロナックのよう。なめらかなアルコール。強そうだがさほど強くは感じない。ベリー。ぶどうジャム。砂糖の甘さ。こげた樽の苦み ほこりっぽさとわずかにヨードが残る。最後にクリーミーな香り。


kovayahn 氏

【aroma】 ワックス、ミルク、シリアル、炭酸煎餅、経時で熟した果実、奈良漬、ケチャップ

【flavor】 乾燥無花果、ビターチョコ、ココナッツ

【finish】 フルボディの赤ワイン、樽の渋味と紅茶


goblin 氏

【香り】ピートの香りとローストナッツ

【味】最初の印象は醤油風味の洋菓子。次に感じたのは水で薄めたコーヒー。その後に甘さの少ないキャラメル。この間の変化は複雑で言葉が足りない。舌にはシェリーの酸味が残り、喉にはナッツと少量のチーズが残る。

【コメント】どこかで飲んだ記憶があるけど、それが何か思い出せない歯がゆいウィスキー。


シングルモルト見習い 氏

【評価基準】基準としては、最低限お酒として自分が飲んでもいいと思える物を60点、グレンリベット12年(OB)を70点で、自分が好きで、また飲んでみたいと思う物を80点、人に自信をもって勧められるものを90点としました。


よっち 氏

【香り】マーブルチョコ・甘味料の甘み・樽香

→テイスト

【ファースト】ウッデイが前面に広がった後に微かな清涼感、ソルティさも見え隠れ。

【10分後】相変わらずウッディ、イガイガする感じあり、開くのが遅い?それともそのまま???

【30分後】ここからうまく融合し始め余韻の愉しさも感じられる。

【1時間後】なぜかカールのうす塩味、バランスは悪く感じるようになるが、ソルティ・ウッディそして軽く煙さを感じ、鉛筆を思い浮かべる。


T.M. 氏

【香り】
甘いジャム、最近のマッカランやハイランドパークのような少しサルファリーなシェリー感、レザー感、少しオールド感、ドライフルーツ、ミントチョコ、少しウッディ、甘く重厚な印象

【味わい】
タンニンっぽい渋味が強い、ドライフルーツやプラムっぽいフルーティもあるが甘味はアロマの割に控えめ、硫黄、こびりつくような渋味が残る、時間とともに渋味とサルファリーは少し和らぐが、フルーティと甘味が開いてこない、フィニッシュも渋味が気になる

【総評】
許容範囲だが少しサルファリーで、ほどほどの熟成感にわりに渋味がやや気になる。
時間とともに開いてくるがフルーツ感があまり伸びない。

【予想】
シェリーカスク、10~20年の熟成。
最近のシェリーのニュアンスだがオールドっぽさもあって不思議。
蒸留所はあまりピンとこないがモートラックあたりだろうか?

【コメント】若干サルファリーで、フルーティな甘味よりもこびりつくような渋味が気になったため少しポイントが低くなってしまいましたが、十分に楽しめるものでした。


ryutani@shameimaru 氏

【香り】すごくチョコっぽい、アルコール、ごく僅かに火薬系

【味】ヘビー、アルコール強い、甘い、粘性がある、シェリー感、奥にフルーツ感、少し焦げてる

【フィニッシュ】焦げたシェリー感が残る

【蒸溜所】1、インチガワー 2、モートラック 3、ドロナック トバモリー ミルトンダフ

【蒸溜年】不明

【熟成年】20~30年

【アルコール度数】55%近辺

【樽】シェリー(もしかしたらファーストフィル)


七夕DIVER 氏

【コメント】わかりません。スペイサイドのどこか。頭に浮かんだのは、アラヒー、フィディック、エルギンです。硝煙しっかり。ややパヒュ。アンズやリバーブのジャム、なんだろう。。。。


led 氏

【評価方針】主な重視ポイントは、アルコール感のなさ、好みのフレーバの有無と明確さ、複雑性(含んでからフィニュッまでの変化)、再飲欲望値です。

テイスティングは1回目は注いで3分くらい、2回目は20分~30分で行っています。

まだまだ模索段階でこれ!っと落とし込んだ物がまだありません。
標準値は50のイメージです。私の場合アルコール感があったらもうその時点で50点減点のような感覚があるのと、昨今の海外のノートで80~95辺りが団子状態になっているのがどうしても許せなくて・・・。

同じものを後から飲んだ時に気楽に±5点くらいはいじれる評価点数にしたい所。

【香】キャラメル、砂糖菓子、ドライアプリコット
→1回目:注いで3分くらい

【ファースト】クリーム、伽羅、紅茶

【ミドル】木の皮、レザー、伽羅

【フィニッシュ】タンニン感、伽羅、ナッツ

→2回目:注いで20分~30分

【ファースト】クリーム、シナモン

【ミドル】木の皮、シナモン、レーズン

【フィニッシュ】タンニン感、木の皮、伽羅、レーズン

【重視ポイント】アルコール感なし

【予測】GMの1970マッカラン?オフィシャル系ではない気がする。所持ボトルではベナーケオモートラックが一番近い。変化度低いので点数は行かないけど、指針ボトルになるような王道ズドーン感


くりりん氏

【予想度数】55%

【予想ビンテージ】1985~1990

【予想熟成年数】20~25年

【予想貯蔵樽】シェリー

【香り】”ダークフルーツ系の甘酸っぱさ、コーヒーチョコ、湿った木と硫黄が感じられる。
時間と共にトーストしたパンのような香りもある。

【味】オロロソシェリーの影響と硫黄。硫黄はそこまで支配的ではないが、序盤の存在感は強い。続いてプルーンやカラメルと共にブラックペッパーのような強めのスパイスが舌上に。余韻はややドライで力強く長い。焦げたキャラメルやコーヒーの甘苦さと、僅かに硫黄が感じられる。また、シイタケ等の出汁っぽさもある。

【コメント】硫黄が好みを分ける。決して悪いバランスのモルトではないが、飲み手によって左右される印象がある。また、開栓して時間が経ったボトルが良い傾向にあるかと言えば現時点ではなんとも言いがたい。

【蒸溜所予想】シェリーが強すぎてハウススタイルが連想できない。しいて言えばモートラックか・・・


Oji 氏


kssi 氏

【コメント】僕の苦手なシェリー樽……現行のマッカラン系は、苦手です。