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第5回SBT ボトルE評価

 

第5回SBT ボトルE評価

第5回ストイックブラインドテイスティング
bottle E
出題者:くりりん

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テイスター:あだも

1回目
香はハニー&フルーティー、みつりんご、少しかわいた麦、歯磨き粉
味わいは長熟のため?ボディは厚くはないが味わい自体はしっかりしており枯れている印象はない。

2回目
香が開き、濃厚なハニー、フルーティー、初回の乾いた麦、粉っぽさは消失。

3回目でも香がとんでおらず好印象

トータルすると長熟、フルーツ&ハニーなモルトで自分好みでした。今まで飲んだもので印象が近いのは72キャパドニック、あと、近年のTWA系の1970年台の長熟だとマイナー系(キースとかタレットとか)でもこういうのありそう。1回目はシェリー樽のニュアンス感じたけど2回目からよくわからなかった。シェリー樽だと72グラントも候補にあがるのですが・・・

点数: 91
予想蒸留所: ①キャパドニック ② なし ③ グラント
蒸留年&年数: 1970年前後 40年くらい
度数:45%
カスクタイプ: ホグスヘッド
理想価格: 20000

 

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テイスター:ガースー

【香】
まだ青さがあるが枯れだした草の様、白い花、ユリ?、菊の茎を切った青い匂い。
乾いた砂や土を連想する軽いピート感、軽く火をいれたハチミツ
林檎の様な甘さもありカルヴァドスを連想する、火の付いていない蝋燭(蝋?)
グラスの残り香に南国っぽさも。

【味】
水気が豊富でスムースな口当たり、加水のバッティングな気がする。
厚みはそれほど感じないいが、口当たりが柔らかくすいすい飲める感じ。
味わい的には中盤から広がるがバランス系、突出したところが無く飲める感じ。
ハチミツ、カシューナッツ、ホットケーキ、樽の影響は強くなくプレーン。
青い草を使ったハーブティーの様な爽やかさ。
鼻抜けと余韻に多少の南国っぽさとカラメル。

【予想度数】
43%

【予想蒸留年】
75~82あたり。
樽感を感じないので長熟ではないと思うがアルコール感落ち付いているし
オールド?

【予想蒸留所】
ハイランドパーク
ローランド系
グレンスペイ

【購入希望価格】
13,000円

【点数/感想】
85点
青い草を感じるが嫌みでなく美味しい。
落ち着いている味わいで結構好みかもしれない。

ハチミツ感からハイランドパークを書いたが正直全然分からない。
次点に草っぽさからローランド系。
本パラパラ捲っていて目にとまったグレンスペイ。

 

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テイスター:goblin

・香り
麦、バター、微かに梅、ピートも感じる

・味
すこしのピート、塩、青草、土の苦味、レモンの皮?

・余韻
余韻に麦の甘さ、スパイシーさは少なくウェットな印象。

・蒸留所
①グレンギリー
②余市

・熟成年数:12~15年
・度数:48~55%
・点数:81
・理想価格:6000

 

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テイスター:タケモトカツヒコ

【グラス】リーデルXO

【ブラインド最重要ポイント】
・香り素晴らしい ややオールド的据えた感じが奥から
・個人的に好みすぎる 率直にめちゃくちゃ美味しい

【質感・状態】
・香りの発香素晴らしい
・樹脂 エステル/セメダイン
・明らかなオールドで据えている

【色】
・少し濃い目の琥珀

【ファースト】
・注ぎ直後=香り素晴らしい 樹脂 エステル/セメダイン ややオールド的据えた感じが奥から
・赤~オレンジ色の果実(よく熟れた印象 オレンジ 柿)
・リフィルのシェリー、またはその融合ホグスヘッド的 木材感

【ミドル】
・ボディは香りの想像以上にゆるく、度数も40度台前半と思われる
・オールドブレンデッドも大いにあり得る

【フィニッシュ】
・返り鼻抜けとも穏やかだが充実している
・染みこむイメージ
・余韻に瓶内変化で嫌味の抜けたグレーンと認められる要素
・まったくベタつきはない

【頭をよぎった蒸溜所】
・バランタインもありえるがクリーミーさがやや足りないような気がする
・ピンチ~ディンプル~ヘイグ
**ジョニー赤黒はないとみるが青~キングジョージはあり得る

【アルコール度数】40-43%
【蒸留年】1950年代のmix
【熟成年数】10-15年
【瓶詰め】1960後半~1970年代
【92pts】
【20000円】

予想蒸溜所 ジョニ青またはキングジョージ
樽 mix oak (バーボン+シェリー)
ブレンデッド
OB/ボトラー ブレンデッドブランド

 

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テイスター:T.Matsuki

・香り
オレンジ、ヒネの少しあるオールド感、野沢菜の漬物、ジャスミンティー、カルダモンなどスパイス、少しカラメル臭、シェリー感、柔らかな麦や蜂蜜、奥にオールドピート。
オールドブレンデッド?

・味わい
蜂蜜の甘味とマーマレード、植物感はしっかりあって野沢菜の漬物は味わいでも感じる、良い麦感、カラメル、やや機械油のオイル、オールドピートは飲むと強め。ボディは軽い、香りの印象からの予想よりエグ味は強くない、飲むと結構美味しい。余韻は植物感が強めでやはり漬物のニュアンスを含む。

・総評
しっかりとしたオールド感があり、60年代の原酒を短熟でボトリングし、その後瓶内での長い期間で変化を遂げたような印象。加水とヴァッティングで落ち着いたような印象を受けるサンプルでもあり、軽さもあり、第一印象はオールドブレンデッドだった。

野沢菜の漬物のような珍味系の香り・味わいがちょっと引っかかったが、飲むとなかなか美味しい。
この個性をモルト原酒由来とするか経年変化とするかで予想が大きく変わる気がするが、後者ととるなら第一予想はオールドブレンデッド。ただしグレーン感はあまり感じず、モルトであればボトリング後の変化の幅が大きそうな印象のある短熟で加水ヴァッティングのボトルだろうか。その場合選択肢がとても多いのだが、なんとなくグレングラント、タムデュー、オーバンなんかが思い浮かんだ。ライトボディでクセがあるところから、ロッホローモンドやタリバーディン、ローランドモルトも考えたのだが、ピートとオイルがあり除外した。
個性が残っているのに調整したような印象からは、ヴァッテッドモルトという可能性もあるか。その場合は経験が少なすぎて銘柄は出てこない。。。

こういうオールドボトルは、モルトかブレンデッドかの鑑別の段階でとても悩んでしまう。

【Good】

予想蒸留所:①ホワイトホース(オールドブレンデッド)、②オールドヴァッテッドモルト、③グレングラント
蒸留年:1960年
熟成年数:10~15年
度数:40~43%
点数:80
カスクタイプ:シェリーカスクを含むヴァッティング
妥当な価格:5000円

 

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テイスター:2chの人

■香り
青りんご、爽やかなハーブ、近年シェリー香、ラム酒

■味わい
りんごの芯、甘い樹液、木材

■余韻
軽い酒質、軽い渋味、青リンゴ

■総評
軽い酒質でスッキリな飲み口
アルコール感を強く感じるのでヒリヒリする感じがする。
自分の中ではジャパニーズで軽井沢が最有力
でなければリンクウッド辺りかな?

■予想
蒸留所 : 軽井沢、白州、リンクウッド
蒸留年 : 2000年
熟成年数 : 10
樽の種類 : セカンドフィルシェリー
アルコール度数 : 60度
点数 : 80点
妥当だと思うボトルの価格 : 5,000円

 

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テイスター:りゅうたに@射命丸

「香りや味わいなどテイスティングノート」
香りはピーティー、少し金属質、青い野菜系、ヨードはなく、軽めの乳酸系の印象、フルーティーさはあるが露骨ではない、バランスよい、少しオールドっぽさを感じるか?
味は香りの印象と近い、やはり植物質で甘味あり、ピーティーだがヨード系ではない、露骨なフルーティーさもない。

「アルコール度数」
43~46%

「蒸留所」
1、ロングロー(スプリングバンク)
2、タリスカー
3、アードベッグ

「蒸留年」
恐らく60~70年台

「熟成年数」
20~30年

「点数( whiskylink方式)」
89

「妥当だと思うボトルの価格」
25,000円

「その蒸留所を選んだ理由」
ピートの傾向と味のバランス

「コメント」
これは難しい。
ピーティーさの傾向と味のまとまり具合からして、恐らくアイラではないのだが、あるとしたらアードベッグかカリラだと思う。白州も思い浮かんだのだが、香りがジャパニーズとは違う。味はディアジオっぽいんだよなぁ…ノッカンドゥーやクライネリッシュもありうるが…。

 

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ここからゲストテイスターの方々

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テイスター:銀牙

【香り】
とても華やか。香木、イチゴのシロップ、練乳がけの甘酸っぱいイチゴ、ラズベリー、
みかんの皮、リンゴの芯、緑茶。加水らしい発香で甘く良い香り。

【味わい】
水分豊富で緩めのボディ。香りと同様の練乳がけのイチゴやラズベリーの甘酸っぱさに
リンゴあめのような優しい甘さ。白餡、シナモン、探せば見つかる程度の麦。

【余韻】
染み込んでいく感じ。香木感と甘酸っぱいイチゴ(実際にイチゴを食べているような感覚)
が長く続いて、最後に舌の上で止まるように引き締まる。

【総評】
加水の良さがあるサンプルだと思うが、度数が高ければ多くの人に受け入れられそうなの
が惜しいと感じた。1、2ショットと言わずにボトルで付き合ってみたい。
蒸留所の予想ではスペイサイドを予想し、言葉で上手く表現はできないが、セスタンテの
ボトルに感じる冷たくて硬いような独特の風味を感じたので、そこから考えていくとグレ
ンバーギ、ミルトンダフ、グレンロッシーが候補に挙がった。今回のサンプルの中で一番
美味しかったです。

【予想蒸留所】①グレンバーギ ②ミルトンダフ ③グレンロッシー

【蒸留年】70年前後
【熟成年数】12~20年
【度数】40%~43%
【カスクタイプ】シェリー樽を含むバッティング
【ボトラー】セスタンテ
【妥当だと思う価格】30000円
【点数】92点

 

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テイスター:シングルモルト見習い

香り:紙、りんご、酒粕、シェリーっぽいフルーツ感、ピート、やや複雑さが少ない
味:香りと同じ印象で、余韻とボディが弱い

アルコール度数:43%前後
蒸留年代:80年台後半から90年台前半
熟成年数: 8~12年くらい
点数評価:68点
理想価格:4000円

感想:
ローランドか南ハイランドのやや若いモルトという印象。
似たようなものは飲んだことがあるけど、あんまり飲んだことがない蒸留所。
柔らかく癖っぽい感じから、蒸留の方法に特徴があるか、変形スチルを使っているところではないかと思いました。
邪推しても分からないので、これは素直に予想しました。

銘柄予想
第一候補 リトルミル
第二候補 ロッホ・ローモンド
第三候補 インヴァーリーヴン

 

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テイスター:naoskprs

ナスの漬物、アミノ酸のようなねっとりした味わいを連想させる香り。
塩っからさ。ゆでた白菜。加水なのかパッと華やか。香木感。クリーミー。
しっとりモルティ、ウエハース。コーヒー、皮。豊水梨、夕張メロン、白イチジク。
ピートは弱い。口に含むと気にならない程度に紙っぽさ。ヴァニラ。

蒸留年:70年代蒸留
熟成期間:30〜40年
アルコール度数:40〜45%

評価:88点

妥当と思われる価格:16000円

予想:漬け物っぽい味わいは好みが分かれるかもしれませんが、複雑さのある味わい。
今回のサンプルの中では一番好みでした。
長熟のスペイサイドが第一候補。

①グレングラント
②キャパドニック
③トミントール(スペイサイドではないが)

 

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