注目キーワード
  1. Bowmore
  2. 1966
  3. Samaroli
  4. Sestante
  5. Intertrade

ジョニーウォーカー ダブル ブラック Johnnie Walker ‘Double Black’ (40%, OB, +/-2012)

 

タケモトカツヒコ

[opentasting]


タケモトカツヒコ (プロフィール


【簡易スコア】 78pts FMF:778

(ファースト、ミドル、フィニッシュを各10点満点評価、総合評価を加味してpts表示)

【取り扱いメーカー】キリン

【価格】3000円弱

【メーカーコメント】

ブラックラベルの特徴として世界的に知られている『スモーキーさ』がより増幅され、 より強烈な味わいのダブルブラック。 自然なスモーキーさとよく焦がしたオーク樽の中で熟成させた、リッチで、強烈で、スモーキーなブレンドウイスキーです。
ダブルブラックには、ブラックラベルの12年もののような年数表示がありません。 それは、使用するウイスキーの年数に拘ることなく、ダブルブラックの味わいを造りだすために必要な ウイスキーのコンビネーションを選ぶことが出来るからです。


 

【ジョニーウォーカー原酒】

カードゥ タリスカ クライネリッシュ ロッホナガー ダルユーイン

モートラック ラガヴーリン


【簡易テイスティング】

琥珀 ディスクは2重で、明らかに水分層が分離している

穏やかなフェノール、タールの奥から、リンゴの甘煮(+)、焦げた麦感

ミネラル分豊富(++) 瑞々しい(水っぽい)(+++)が、染みこむというよりも、ボディは膨らむ印象を覚える

グレーンのエグ味が、フェノール・タールで包まれて前面には出てこない

喉奥、口腔下部に留まる余韻は度数の割に長く(++)、加水によってか決して角が立っているわけではないが、スパイシーな要素として受け止められる

舌上にコールタール ヨードや煙質は感じない

お茶 鉄観音茶

グレーンはあまり自己主張しない


http://www.kirin.co.jp/company/news/2012/0425c_01.html

諸事情により、なるべく現行品を飲んでみることに。

本ボトルはコンセプト通り、従来の黒ラベルに比べてもさらにヘビーで、甘さが控えめのように思います。

かなり水っぽく、分離感が気になったかなと。

果実要素はリンゴ一択、ミネラル分も豊富。

土っぽい、アーシーさはさほどなし。

フェノール・タール系のヘビーさを追い求めていながら、あまりヨード・煙や度数は必要ない方に。