タケモトカツヒコ (プロフィール)
【スコア】 BAR飲みのため非公開
【ファースト】:濃い琥珀 最初膜が張ったぐらい高貴なシェリー バラ ビワ マンゴー ローズマリー ココア ニス アンズ 乳製品 チョコレート リンゴ 複雑
【ミドル】:ボディすごく広がる 輪郭しっかり とてもわかりやすい 砂糖のお菓子 チョコレート 麦 決して渋すぎない 甘み ココア
【フィニッシュ】:鼻抜け怒涛 返りしっかり バランス最高 チョコレートケーキ(スポンジ部分もあるような) ミルク 乳製品 リンゴの甘みと酸味 安定感抜群
ドイツのスーパー向けオリジナルボトルというお話。
これは驚きました。。。
花のような上品な高貴な香りとともに始まり、抜群のボディ、時間とともに徐々にしみ込んでいって、生クリームのようなクリーミーさの中にリンゴの酸味を感じると、フィニッシュにはそのリンゴを砂糖に漬け込んだような甘みを残して抜けていく。
高貴でなおかつ切ない感覚。
これはウイスキーとしてのひとつの到達点ではないかと、しばし放心しました。
2009年お盆進行3日目。あまりにも最高の夜が連続して感謝の気持ちを忘れそうですが、今日まで合計20ショット。いずれも印象深いものばかりでした。
素晴らしいモルト飲みの方々とともに濃密で最高の時間を共有することができました。
「公認100点ファークラス1965」。樽不足が叫ばれる中、現代に栄光のシェリー樽ファークラスを伝えてくれています。
花のような上品な高貴な香りとともに始まり、抜群のミドル、ボディはふくらみ、時間とともに徐々にしみ込んでいく、そして生クリームのようなクリーミーさの中にリンゴの酸味を感じ、フィニッシュにはそのリンゴを砂糖に漬け込んだような甘みを残して抜けていく。高貴でなおかつ切ない。。。
1965はダークシェリー、1974はライトな琥珀色でしたが、どちらも赤と白のワインのように対象的でありながら芯はまったくぶれないです。
あえて言うなら1965ダークシェリーはチョコレートケーキ(スポンジも感じる)、1974はクッキーやバニラのようなフレーバーでしょうか。
**追記(2011.08.22):
シェリー+生クリーム+果実+花。
度数もあって上面発香の勢いも素晴らしく、これ以上のファークラスには、現在においても出会えていないかもしれません。
ボトルの状態も、飲んだ環境も最高でした。すごく楽しかったことを覚えています。