タケモトカツヒコ (プロフィール)
【スコア】BAR飲みのため非公開
【簡易テイスティング】
ラベルデザインを一新したLiquid Sunから2種。(この他にリンクウッド1989、リフィルシェリーカスクも同時リリース)
両ボトルとも、桃のようなエステルが前面に出ており、DT社の一連のリリースを彷彿とさせます。
アードモアは好印象。やや人工的にも感じる”桃エステル”は(熟成年数が若いためか)すぐに消え去り、ローズ、マーガレット、百合を連想させる奥深さのある香りが湧きでて、透明感のあるライトボディに、瑞々しい辛味大根をイメージさせるキレの良いフィニッシュ。
”ピーテッド”と銘打たれている部分は、突出した感じではなく、確かにボディは厚いとは言えないアードモア(ティーチャーズ原酒)にあって、存在感を程良くアップしているように思います。
【参考】https://www.whiskylink.jp/?cat=130
トマーチンは、香りで注いだ直後にラムネのような炭酸感(すぐ消えてしまう)があり、あとは終始「桃エステル」優勢のフレーバー、ややミドルでオイリーな部分が目立ち、フィニッシュには少々の火薬。
リキッドサン社は6月
Bunnahabhain 42 yo 1968 Liquid Sun, refill Sherry Cask, bottled 2011, 47,8%
Mannochmore 28 yo 1982 Liquid Sun, Bourbon Hogshead, bottled 2011, 49,4%
Tomintoul 43 yo 1967 Liquid Sun, Bourbon Hogshead, bottled 2011, 49,8%
をリリース済み。
マノックモアはディアジオから昨年リリースされたボトルが良かったですし、トミントールは1964操業、シルバー筒ボトルで馴染み深く、ライトで植物感豊富なイメージですが、全般的にリリースが少なく、ぜひ飲んでみたい銘柄です。
個人的にもトミントールは、G&M(?)67の濃厚なシェリー樽、黒ラベルが記憶に残っているのですが、しばらく突き抜けたボトルには出会えていません。
ただ心配は、国内でリリースはあるのかどうか。。。
価格設定が良心的なだけに、限定数量でも出て欲しいですね。