whiskylink

第2回SBT ボトルC評価

 

第2回ストイックブラインドテイスティング
bottle C
出題者:T.Matsuki

 

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テイスター:あだも

コメント:
印象はシェリー樽系のモルト 香りはチョコ、甘いコーヒー、飲むと輪郭にシェリー系のフレーバー、スパイシーさが広がる。うまく表現できないが、中心はまったりとしたぬるい感じの、シェリー樽の影響をうけてないかのような素朴な麦感。体感アルコールは45%くらい。香り、ファーストの期待感とミドルからの味わいに大きなギャップを感じる。個性がしっかりでているモルト。蒸留所の個性だとすると、しっかりあてたいところだが経験不足でわかりません(笑) えぐみ、硫黄やゴムなどは感じず。加水でフルーツ感アップ。

アイラやローランド系のフレーバーは感じない。予想をかかないわけにはいかないので普段、飲みそうなものを消去法で消して選んだので、完全にAir-Tasting予想です。要はまったくわかりません。スコッチですか?

点数:82点
蒸留年: 80-90年代
予想蒸留所: ① リンクウッド
理想価格: 6000円

 

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テイスター:ガースー

【薫】
強く濃厚なレーズン感、好みの予感がする
レザー、硫黄は多少あるけど嫌味ではない。
味噌の様なコク、熟成したラムの様な感じも。
鼻の上の方にツンとくるアルコール感は時間と共にほとんど消える。
加水すると草や柑橘が分かり易い。

【味】
薫通りシェリー感。黒糖やカラメル。
だんだんとまったりした感じ、軽くミント。
度数はそんなに高くない、何となく分離している。
コーヒーっぽい苦みも多少、豆の煮汁?

色の割に樽の渋みはあんまり感じない。
ピートも無いような。

【予想熟成年数】15年~20年

【予想度数】43%~46%

【予想蒸留所】
・ストラスアイラ
・リンクウッド
・ローランド?

【希望価格】@9,000

【得点】82点

【コメント】
G&Mってこういうニュアンスがあるとか聞く気がする。
甘みはフルーティと言うよりもコクのあるカラメルとか。
いつも通り蒸留所は全く分からん、G&Mが詰めている何かだと思う。

 

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テイスター:くりりん

予想蒸溜所:グレンドロナック、バルヴェニー
蒸留年:1995年前後
熟成年数:15年前後
樽:シェリー(リフィルとバットのバッティング)
度数:46%
点数:75
理想価格:5000

香り:やや勢いのある、活き活きとしたシェリー香、少しアルコール、レーズン、えんぴつ、木の香り、ほのかに紅茶、イヤミな要素は少なく、バランスも良い。
サンプルBと同傾向だが、複雑さは無く、より酒質が樽による影響を大きく受けているように感じられる。

味:シェリー樽由来の味わいが広がる。香り同様にバランスは悪くなく、酒質よりも樽からの影響が強く感じられる。
口当たりはスムーズで、中間は濃い目の紅茶、プルーン、ややまったりしている。
余韻で木の渋み、ドライでタンニンがほどよく続き長く残る。

総評:オフィシャルの普及品にありそうな印象を受ける味の構成。
サンプルBとの比較をコメントしたが、サンプルBは酒質由来のフレーバーがいくつか見え隠れする中で、このサンプルCは、ほぼ樽由来のフレーバーが前面にあり、シェリー樽としての影響を学習するにはちょうど良いボトルであるように感じられる。

予想蒸溜所としては、あまり酒質が主張せずシェリーが勝るであろう蒸溜所として、バルヴェニー、マッカラン、最近のドロナックあたり、それもオフィシャル系列が濃厚かなというところ。
ぶっちゃけスペイ系でスパニッシュシェリー樽ならキャラの薄い蒸溜所はどこでもこうなる予感、今後のシェリー樽のキャラクターを象徴するようなボトルでもあり、この手のボトルの蒸溜所当てはホント自信ないですね。

 

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テイスター:goblin

・香り
チェリー、花、アルコールの刺激が少し強い。ハーブのような香り

・味
少し水で薄めた黒糖。その後直ぐに木感を感じる。アタックは強くないので加水か?少しするとペドロヒメネスのような甘みが出てくる

・余韻
木感と甘みが程よく交じり合うが、最後は舌に渋みで喉に甘みを感じる。舌にざらつきが残る

・蒸留所
①  ベンリアック(フィニッシュ樽)

・熟成年数:15年
・点数:78
・理想価格:6500円

・コメント
かなりペドロヒメネスのような甘さが際立っている。フィニッシュ樽か?

 

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テイスター:タケモトカツヒコ

【ファースト】濃く赤みが強い琥珀 ディスクは厚くオイリーな様子 率直に「スコッツ」によくあるシェリー感 奥に引っ込んだ金平糖~和三盆 アルコール感鋭い 度数はかなりある

【ミドル~フィニッシュ】ボディはボトムがはっきりしていて舌上に漂う オイリー 奥からやや樽の渋み 舌を締める フィニッシュと連結し、ミドル相当があまり長くない

【フィニッシュ】返り鼻抜け十分 樽強いが、やはり下顎ロック的 ロングモーンだろうか? 果実味はそうそう表に出てこない 余韻に微かなゴム~硫黄

【その他】
・樽圧倒系だが、良質

【頭をよぎった蒸溜所】
・ロングモーンにしては果実味に確定的要素はない
・70年台シェリー樽のグレンリベット

【アルコール度数】52%以上
【熟成年数】30年前後
【87pts】
【20000円】
予想蒸溜所 グレンリベット
蒸留年代 1970年代前半
瓶詰年 2000年以降
樽 シェリー
OB/ボトラー ボトラー

 

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テイスター:2chの人

香り
最初にグラスについだ感じたのは、まだ固い。抜栓したて?
80代後半以降のシェリー香、イチジク系、紅茶。
バランスの良いピート。木がこげた香り。


シェリーとアルコールが前面に出る。
シェリーは甘く濃厚だけど、ストレートな味わい。

余韻
アルコール感と大人のビター。ちょっとベタつく。

総評
シェリー感、アルコール感がジャパニーズっぽい。
最初にイチジク→ジャパニーズの連想してしまって
なにがなんでもジャパニーズに思い込みたくなりますw
山崎のオーナーズカスクのシェリーに多い味わいな気がする。
出題者を意識して軽井沢も候補に入れておこう(!)
マッカラン、グレンゴインも考えたけどジャパニーズで絞ってみます。
軽井沢は出汁のイメージがあるが、当モルトはほとんど感じない。
あと2回目を頂いたときは、2回目の方が美味かった。
もう少し開いてから飲めば良かったです。
パーツ、パーツは美味いのですが、まだ全体が馴染んでいない感じ。
半年くらい置いておくと超美味いモルトになりそうだ。

予想
点数 : 80点(大きく化けそう)
蒸留所 : 山崎
カスク : シェリー
蒸留年/成熟年 : 2000/10~15
度数 : 60度
ボトラーズ : オーナーズカスク
希望価格 : 10000円

 

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テイスター:りゅうたに@射命丸

「香りや味わいなどテイスティングノート」
香りはオールドのスペイサイドっぽい、軽いスモーキーさがある、りんご系?
味は少し甘い、少し酸味、いいバランス、アルコール適度、やはりスモーキーさを感じる、後味はドライ
うまい!のだが難しい。スペイサイドだと思われるが、マッカランとかファークラスとかグラントとかの方向ではない。ロセスとかリベットとかかなあ。
9

「蒸留所」
グレンロセス
グレンリベット

「蒸留年」
オールドっぽい

「熟成年数」
18~30

「点数( whiskylink方式)」
92

「妥当だと思うボトルの価格」
15000円

アルコール度数
45~50度

 

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テイスター:ST

・アロマ
シェリーでホット。なんだこれ?少しグレーンっぽい甘さを感じる。
やや枯れた感じ。ブレンデッドや山崎、軽井沢っぽさを感じる。

・フレーバー
アルコール感と共にピートを感じる。複雑過ぎずまとまりがあるがスコッチとは違うものを感じる。加水すると少し古いスペイサイドならありえるのかという感じ。

蒸留所・余市、宮城峡
蒸留年・21~25
熟成年数・21年
アルコール度数・43%
樽の種類・ヴァッティング
点数・85
妥当だと思う価格・18000円

竹鶴21年のように感じます。

 

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テイスター:大島

『テイスティングノート』
色はダークアンバー。
見るからにシェリー樽熟成の色。
香りもシェリー系の香り。
しかし、カラメル系ではないスッキリした香り。
スモモのような果実系の香りが後ろにいる感じ。
香りはとてもよく期待させる高揚感がある。
硫黄や苦みなどのネガティブなところの少ないシェリー。
少しの煙たさが好ましい厚みを与えている。
ドライフルーツの酸味も少なく、ドライなビターチョコ。
流行りのフルーティーさではないが、飲みごたえがあり苦手な人が少ない感じ。

『蒸留所』
1.モートラック
華やかなのに少し煙たいというとここか?

2.ハイランドパーク
香りスッキリで煙たいシェリー。
現行はもっと砂糖っぽい香りな気がするが?

『蒸留年』90年前後

『熟成年数』18年前後

『点数』85点

『妥当だと思う価格』6,500円

『総合評価』
この手のシェリーは正直どの蒸留所か自分はわかりません(笑)
スペイサイド系でドライで煙たいというとモートラックかなと。
あと最初は適当にストラスアイラと書きましたが、わかってないのでやめました。
香りは少し違うかもしれないが、ハイランドパークかな。

『樽の種類』シェリー系。バットのリフィルか。

『アルコール度数』46度前後。

『その蒸留所を選んだ理由』
シェリー系でドライな蒸留所というとモートラックが思い浮かんだ。
GMの加水でこんなやつを飲んだ気がします。
あと少し古いスタイルのハイランドパークもこういう感じなイメージ。

 

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テイスター:がんちゃん

アロマ:熟したリンゴ・トマト・シナモン・中国茶

フレーバー:やっぱりリンゴ・アルマニャック・黒い葡萄・最後にかすかなピート

熟成年数:40年
ヴィンテージ:1972年
予想価格:28000円
アルコール度数:46%
樽:Sherry Butt(First Fill)
採点:93
予想蒸留所:
①Balvenie (OB30年以上)、②Glen Grant(1974以前)、③HighLand Park(OB30年以外の長熟)

総合コメント:
樽の影響が良い方向に作用しており、蒸留所推測をより困難にさせた。旨いモルトに対して不本意な手法であったが、スペイサイドの長熟モルトを中心に消去法で検討した。最終的に、もっとも強く感じた、リンゴとブドウのフレーバーの要素から上記を候補に選定した。ボディにもう少し力強さがあれば、さらに高得点を付けていた。非常に美味しかった。

 

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テイスター:K.67

[香り] 軽やかなシェリー香。
柑橘系のフルーツ、ハニーの甘い香り。 [味] 典型的なシェリー樽のカスクストレングス。
アルコール感が強く、舌先に渋みが残る収斂味が特徴的。
ひねた味わいなどは無く、素直な味わいでバランスは悪くない。
後半からミントっぽいハーブのような、すっきりした香りが続く。
度数の高さによるものか、フィニッシュは長め。 [スコア] 82点
[予想価格] 5000円
[蒸留所] グレンファークラス
[熟成年数] 10年
[蒸留年] 1990年後半~2000年代
[度数] 60% [コメント] 軽めのシェリーの味わいと若さ、度数の高さで、第一印象がファークラス105だった。
それにしては少し味の奥行きが広く、もう少し長熟なのかもしれないとも感じたが、
個人的にはファークラス1択だと思いたい。

ガツンと来て一気にスカッとした気分にさせられるところが面白い。
味わいの傾向としては好みな方で、「呑んだ」という満足感を与えてくれるボトル。

 

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テイスター:シングルモルト見習い

・アロマ
干しぶどう、香ばしい落ち着いたシェリー香、チョコレート、ココア、インク、アーモンド、かすかに黄桃、全体的にややまったり。

・フレーバー
まろやか。ボディは中程度かやや軽め。シェリー由来と思われる甘みコクが優しく上品で、落ち着いている。シェリーは、甘みと言うよりは、香ばしさが優勢で、濃厚という感じではない。

・点数85

・銘柄 グレンファークラス
ただ、オフィシャルのファークラスにしては、コクが弱い気がする(^_^;)
スペサイド系だと思う…。

・樽 リフィルシェリー (オロロソのサードフィルくらいの長熟か、なんとなくフィノっぽさを感じる。)

・ヴィンテージ不明
・アルコール度数は50%弱
・熟年数 20~25年
・妥当だと思う価格は、10,000円

総評:変な自己主張がなく落ち着きがあって好印象。もう少し濃厚であればよかった。

 

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