開催場所 2011/12/30 日本橋IANさん
*テイスター参加の皆様におかれましては、なにぶん手書きのスコアリングシートでありましたので、追記、修正点ございましたらご遠慮なくコメント欄にてご連絡をお願い申し上げます。
【ゴブリンさん】香りが綺麗 草系 旨いシェリー感 舌にフルーティーさが残る ヘザー系とピート感
【newyugoさん】香り:スミレ クリアな花 奥にフルーツさ 味:ハチミツ バニラ トフィー フルーツ
【2chの人さん】グラッソー系 余韻はゆるい 麦感は少ない
【k67さん】少しピート スモーキーさがあって好印象 渋みとスルーつ感がうまくマッチしている 老ねた感? その割には軽さがあってうまくまとまっている
【Yuuさん(女性)】焦がした砂糖 ハチミツ 美味しい 華やか 綺麗
【タケモト】濃厚シェリー 度数は低そう しかし複雑 甘さが和三盆 草 燻製 焦げた麦 奥にオレンジの酸味 フィニッシュでピーティーさが際立つ かなり美味い
【くりりんさん】シェリー感 フルーツ バランスが良い 余韻にピート、針葉樹林のような香り、 蓄積するフレーバー
【ガースーさん】香り:青い セメダイン ブドウ リンゴ 味:重さも出てくる すっきり 余韻が盛り上がる
【salsasevenさん】華やか 加水でオールドっぽさ しみ込む
【げこさん】硝煙系の香り? 加水で舌に甘みが湧いてくる ゆるい皮
**編集追記
出品者T.M.氏の同ボトルテイスティング記事はこちら。
個人的に結果発表を受けて、転げ落ちそうになるぐらい驚いたボトル。即座に現行18年を買いましたが、違うといえば違う。でも現在取り巻く白州に対する評価というのが国内外向けのバッチ違いだけが理由だとも言い切れない気がして、サントリー社はもっと根本的 なブランド戦略を国内でも行なったらどうかと思いました(評価の逆輸入は、音楽関係でやりつくされすぎました)。
ラベルも何もかも通常ラインと違うものにして、スペシャルバッチとしてリリースするとか。。。もっとモーレンジ、アードベック的な要素(価格に見合った華やかさ)、バッチ毎にリリースコンセプトの公開なども必要だと思います。
毎度同じものが欲しい人と、ある程度のスパンで変化が欲しい人をターゲットとして分けるべきかもしれません。
それにしても価格は現行同程度がトライしやすいです。本ボトルと同じレベルのリリースが継続でき、それが真っ当に評価されたとすれば、現行同価格帯のOBマッカラ ン以上のブランド価値付けがされるはずです。(簡単にいえば美味しいのだから、それを広く周知すべきだし、海外に出すぐらいなら国内にも同等以上のものをリリースして欲しいという意味です。)
自分を含め国内スコッチマニア層が、本ラベルをごくごくありふれたものと考え、正当な価値を見出していなかった典型例といえるかもしれません。また加えてヴァッティング、ブレンダーの存在意義にも思いを馳せる1本でしょう。
ラフロイグ同様白州はミドルカット位置の調整など、20年近く前からかなり綿密に行なっていたのでしょうか。俄然興味を持ちました。本ブラインドテイスティングがなければ、自分もこうはなっていないと思います。