タケモトカツヒコ (プロフィール)
【スコア】 BAR飲みのため非公開
【ファースト】:濃い琥珀 クッキー カスタード とてもオイリー 軽くカスタードプリン
【ミドル】:濃厚なシェリー層に若干押され気味のボディ 植物(竹?) レモン ピート感は燻製 レザー 肉系
【フィニッシュ】:返り、鼻抜け共に穏やか 角が立っていない 深く、オイリーなシェリーに覆われ続ける
Blairfindy1号2号さんが25年の記事をUPして頂けたので、連携でこの1本を。
とても厚みがあり、濃厚で、オイリーなシェリー層。ボディはややこの層に押され気味ながらも、奥から動物的脂肪酸。肉の塊、燻製されたやはり肉系+ヨードも多少感じ取ることができます。
正直な話、自分がウイスキーのボトルを買い始めた頃、初めての鬼門となったのがタムナブリン10年のOB(90年代中期流通)。植物質満載で、青っぽいサトウキビ的な甘さ。野菜が大好きな方ならハマるのかもしれませんが、この加水ラムのようなフレーバーに馴染めませんでした。
しかし、今回のボトルはまさにオールドスタイル。樽負けとかいう言葉では結論づけられない魅力がある1本です。
タムナブリンのThe Stillman’s Dramは1985年に1968黒ラベル、1986年に1967の赤ラベルがリリースされています。(1970年蒸溜も赤ラベルのようです。)
蒸溜年記載のないものでは21,22,24,25,27,28,29、30、32、33、35年熟成品が確認できました。
確認できなかった熟成年も存在するのかどうか。。。