タケモトカツヒコ (プロフィール)
【スコア】 Bar飲みのため非公開
【ファースト】:緑 草っぽい印象 ディスクは薄く 周囲は透明 薄い琥珀 時間と共に煮詰めたリンゴ リンゴジュース 洋梨 度数相応のアルコール感 穏やか
【ミドル】:しみ込む印象 甘さはリンゴの蜜 鋭さはない ボディのエッジは丸い
【フィニッシュ】:返り優先 舌上にスパイシーさ 麦感は干したイメージ 鼻もしっかり抜ける 余韻にかすかにローズコーティング
【参考】Glen Mhor 10yo 1978/1989 (65.3%, G&M for Intertrade, 300bts, 75cl)
先日1978/1989の10年65.3%を飲ませてもらったばかりでしたが、本21年熟成1976/1997は、とても緑っぽい、植物感豊富な印象で、加水による穏やかさはあったものの、リンゴや洋梨のような果実の甘さは充分あって、続く余韻では意外なほどスパイシーな印象を受けました。
インタートレードのこの「透明感」は一体何なんでしょう。60度超えのボトリングでもそうですし、やっぱりモールやハイランドパークの、OBにはない魅力を伝えてくれた稀有なボトラーだと思います。