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グレンモール Glen Mhor 21yo 1976/1997 (43%, G&M for Intertrade, 75cl)

タケモトカツヒコ


タケモトカツヒコ (プロフィール


【スコア】 Bar飲みのため非公開


ファースト】:緑  草っぽい印象  ディスクは薄く  周囲は透明  薄い琥珀   時間と共に煮詰めたリンゴ  リンゴジュース  洋梨   度数相応のアルコール感  穏やか

【ミドル】:しみ込む印象  甘さはリンゴの蜜  鋭さはない  ボディのエッジは丸い  

【フィニッシュ】:返り優先  舌上にスパイシーさ  麦感は干したイメージ  鼻もしっかり抜ける   余韻にかすかにローズコーティング  


【参考】Glen Mhor 10yo 1978/1989 (65.3%, G&M for Intertrade, 300bts, 75cl)

先日1978/1989の10年65.3%を飲ませてもらったばかりでしたが、本21年熟成1976/1997は、とても緑っぽい、植物感豊富な印象で、加水による穏やかさはあったものの、リンゴや洋梨のような果実の甘さは充分あって、続く余韻では意外なほどスパイシーな印象を受けました。

インタートレードのこの「透明感」は一体何なんでしょう。60度超えのボトリングでもそうですし、やっぱりモールやハイランドパークの、OBにはない魅力を伝えてくれた稀有なボトラーだと思います。

 

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