5/26 その4
・アイラ島へ帰還 Islay Woolen Mill
結局、2時間経ったところでようやくフェリーが到着して、アイラ島へ戻れることになった。しかしこの時点ですでに15時。キルホーマンのマスタークラスはもうスタートしてしまっているが、もしかしたらまだ限定ボトルだけは手に入るかもしれないので、とりあえずキルホーマンには行ってみることにした。そのあとはすぐにブルイックラディに行くことにする。
キルホーマンに向かう途中で「Islay Woolen Mill」という店を発見したので寄ってみた。カシミアや羊毛の毛織物を作っている店で、ハリウッドの作品(ブレイブハートやフォレストガンプなど)にもここでデザインされたタータンのキルトやツイードが使われているそうだ。アンドゥーさんも以前バーテンダー用の服を作ってもらったことがあるらしい。
随分古いと思われる石造りの工場の一部がショップになっており、色々なタータンのスカーフ、ストール、ブランケット、ジャケットなどが売られている。ブレイブハートのためにデザインされたタータンも売られている。
アイラ島のおみやげ(特に女性向けとか)としては最適だと思うので、時間があったら訪問してみるといいと思う。
・キルホーマン蒸留所
キルホーマン蒸留所に到着。
と言っても、駐車できる場所から蒸留所まではかなり歩かなければならない。本当は蒸留所付近に駐車場があるのだが、もうすでに埋まっているようだったのだ。
蒸留所に向かっている途中で、乗馬をしている人たちが現れた。どうも乗馬体験みたいなイベントがあるようだ。うーん参加したかった。
5分くらい歩いて、蒸留所に到着。
今まで見てきたどの蒸留所よりも小さい。
ウェアハウス。
キルホーマンは小さい蒸留所だから色々甘いようで、この日は蒸留所内の建物は完全に出入り自由になっていた。
ポットスティル。
人間の大きさと比較してもらえば分かるが、ものすごく小さい。両手を広げて抱きかかえられるくらいの大きさしかない。
休憩所だろうか?みんな座ってビールやウィスキーを飲みながら歓談している。
ショップの中はかなり混んでいたが、まだアイラフェス限定ボトルは売り切れていなかった。よかった。
キルホーマンはボウモアの次に活気があったように思われる。やはりアイラで一番新しい蒸留所だし、人々の注目度が高いからだろうか。